「エリザベート」観劇感想。
2005年4月15日 演劇・タカラヅカなど先日、お友達のRちゃんにお誘いいただき
エリザベートを観劇してきました。
細かい演出の変更がそこかしこにあったような気がするのですが。
一番大きい変更点は「ミルク」のところでしょうか。
前の方が好きだったかな。
月組はほとんど知っている人がいない上に
プログラムも買ってないので名前がわからないのですが
黒天使の銀髪ストレートの方が綺麗で印象にのこりました。
マデレーネもやってたよとRちゃんに教えてもらったのですが
マデレーネもすごく綺麗だったので納得です。
あと、最初のゾンビのシーン、一番端っこの人が一人でものすごく苦悩していて
その苦悩しっぷりにひきつけられてそこから目が離せなくなりました。
月組で私がわかる人、といえば、それどうに出た二人、月船さんと北翔さん。
それどうでは北翔さんがトンパチぶりをのびのびと発揮していて
月船さんが手綱を引いていたような印象があったのですが
今回、エルマーとシュテファンという革命家仲間の二人は
エルマー@月船さんが今までのエルマーにはいなかったトンパチキャラでぶっちぎっていて
シュテファン@北翔さんが手綱引いてるような印象を受けました。
オンとオフで役割が変わって面白いなーって。
月船さんと北翔さんはタカラヅカのトンパチ・マシンガンズ(≠折原昌夫&小野武志)として
コンビを組むといいんじゃないでしょうか。
エリザベートの瀬奈さん。
少女時代の前髪下ろしてるのがすっごいかわいかったです。
それと最後のデュエットダンスの表情は微妙に男役のハンターの目だったような気がするのですが
それ以外は、普通に「女役(ただし「娘役」ではない)」でした。
よくよく考えてみれば、前回はルキーニで、この両役をやってしまうのは
いまのところ世界にこの方だけなわけで
色々な舞台裏の葛藤はあったでしょうが、それでも、綺麗に女役として
舞台に立っているのは、並大抵の努力ではなかったと思います。
ただ、男役は女役はできるけど娘役になるのにはとてつもない
壁があるのだな、と漠然と思いました。
娘役は男役より虚構の世界なのだな、と。
そしてトートの彩輝さん。
銀と黒の鬘も絶妙、立った姿はとても美しく
たたずむだけで妖しいその資質を十二分に発揮できる役で
卒業ということで、良かったんではないでしょうか。
それとお芝居のこまやかな方だなと感じました。
一つ一つのお芝居の流れがよく見えるというか。
やはり、生観劇はいいですね。
エリザベートを観劇してきました。
細かい演出の変更がそこかしこにあったような気がするのですが。
一番大きい変更点は「ミルク」のところでしょうか。
前の方が好きだったかな。
月組はほとんど知っている人がいない上に
プログラムも買ってないので名前がわからないのですが
黒天使の銀髪ストレートの方が綺麗で印象にのこりました。
マデレーネもやってたよとRちゃんに教えてもらったのですが
マデレーネもすごく綺麗だったので納得です。
あと、最初のゾンビのシーン、一番端っこの人が一人でものすごく苦悩していて
その苦悩しっぷりにひきつけられてそこから目が離せなくなりました。
月組で私がわかる人、といえば、それどうに出た二人、月船さんと北翔さん。
それどうでは北翔さんがトンパチぶりをのびのびと発揮していて
月船さんが手綱を引いていたような印象があったのですが
今回、エルマーとシュテファンという革命家仲間の二人は
エルマー@月船さんが今までのエルマーにはいなかったトンパチキャラでぶっちぎっていて
シュテファン@北翔さんが手綱引いてるような印象を受けました。
オンとオフで役割が変わって面白いなーって。
月船さんと北翔さんはタカラヅカのトンパチ・マシンガンズ(≠折原昌夫&小野武志)として
コンビを組むといいんじゃないでしょうか。
エリザベートの瀬奈さん。
少女時代の前髪下ろしてるのがすっごいかわいかったです。
それと最後のデュエットダンスの表情は微妙に男役のハンターの目だったような気がするのですが
それ以外は、普通に「女役(ただし「娘役」ではない)」でした。
よくよく考えてみれば、前回はルキーニで、この両役をやってしまうのは
いまのところ世界にこの方だけなわけで
色々な舞台裏の葛藤はあったでしょうが、それでも、綺麗に女役として
舞台に立っているのは、並大抵の努力ではなかったと思います。
ただ、男役は女役はできるけど娘役になるのにはとてつもない
壁があるのだな、と漠然と思いました。
娘役は男役より虚構の世界なのだな、と。
そしてトートの彩輝さん。
銀と黒の鬘も絶妙、立った姿はとても美しく
たたずむだけで妖しいその資質を十二分に発揮できる役で
卒業ということで、良かったんではないでしょうか。
それとお芝居のこまやかな方だなと感じました。
一つ一つのお芝居の流れがよく見えるというか。
やはり、生観劇はいいですね。
うどんといえば讃岐うどんがブームですが、
私的には伊勢うどんの方が好きです。
伊勢うどんはやわらかく太いうどんに
独特の黒いたれをまぶして食べる
大変素朴なうどんなのですが、その独特の醤油風味のたれが
とてもおいしいのです。
自分でつくってみようかなとも思うのですが
そんなに料理上手でもないのでいつもいまいち。
だから、伊勢うどんはおとり寄せします。
そして、今日もおとり寄せしていただきました。
卵黄などをまぶす人もいるみたいですが私は青ネギ派。
あー、おいしかった。
私的には伊勢うどんの方が好きです。
伊勢うどんはやわらかく太いうどんに
独特の黒いたれをまぶして食べる
大変素朴なうどんなのですが、その独特の醤油風味のたれが
とてもおいしいのです。
自分でつくってみようかなとも思うのですが
そんなに料理上手でもないのでいつもいまいち。
だから、伊勢うどんはおとり寄せします。
そして、今日もおとり寄せしていただきました。
卵黄などをまぶす人もいるみたいですが私は青ネギ派。
あー、おいしかった。
ピアノで弾き倒す華麗なるロック・クラシックス
2005年4月9日 音楽
ISBN:4845609878 大型本 三柴 理 リットーミュージック 2003/10/17 ¥2,625
ART OF LIFEを聞いたら、ピアノでがっつりロックを
弾いている曲を聴きたくなりました。
ロックでピアノと言えば私的にはエディ。
というわけで、エディものなんです。
これはピアノの楽譜なんですがエディ演奏によるデモCDがついてます。
楽譜だけつらーっと眺めてると、バイエルだけでピアノを辞めた
私にはとてもとても弾けそうにないのです。
でも、CDだけでも値段分の価値ありと思いますよ。
(後日追記予定)
ART OF LIFEを聞いたら、ピアノでがっつりロックを
弾いている曲を聴きたくなりました。
ロックでピアノと言えば私的にはエディ。
というわけで、エディものなんです。
これはピアノの楽譜なんですがエディ演奏によるデモCDがついてます。
楽譜だけつらーっと眺めてると、バイエルだけでピアノを辞めた
私にはとてもとても弾けそうにないのです。
でも、CDだけでも値段分の価値ありと思いますよ。
(後日追記予定)
04月07日付 朝日新聞の報道「「ベルばら」5年ぶり上演 宝塚歌劇団が来年1月から」へのコメント:
ベルばら。
ベルサイユのばら。
言わずと知れた宝塚の代表作。
「エリザベート」や「ファントム」をやっていても
宝塚、といえばこの演目なわけです。
ベルばらには私もそれなりの思い入れがあります。
なんせ、極少数派の樹里アンドレ落ち者なので。
一時はDVDを狂ったようにリピートしてましたが何か?ってなもんで。
ちなみにエトワールは「おかあさんといっしょ」のしょうこお姉さん
(当時の芸名は千琴ひめか)ですね。
ママ友に貸したらそこが一番受けてました。
「あーってしか唄ってないけど、あんまりアニメ声じゃなくて歌うまいね」と。
ま、来年1月には、その樹里さんは宝塚にいないわけなので
観に行けないのですが。
あれはあれで、「宝塚をみたー」って気にさせてくれると思うのでいいと思いますよ。
なんだかんだいって、あれだけは見てみたいって言う人多いし。
ベルばら。
ベルサイユのばら。
言わずと知れた宝塚の代表作。
「エリザベート」や「ファントム」をやっていても
宝塚、といえばこの演目なわけです。
ベルばらには私もそれなりの思い入れがあります。
なんせ、極少数派の樹里アンドレ落ち者なので。
一時はDVDを狂ったようにリピートしてましたが何か?ってなもんで。
ちなみにエトワールは「おかあさんといっしょ」のしょうこお姉さん
(当時の芸名は千琴ひめか)ですね。
ママ友に貸したらそこが一番受けてました。
「あーってしか唄ってないけど、あんまりアニメ声じゃなくて歌うまいね」と。
ま、来年1月には、その樹里さんは宝塚にいないわけなので
観に行けないのですが。
あれはあれで、「宝塚をみたー」って気にさせてくれると思うのでいいと思いますよ。
なんだかんだいって、あれだけは見てみたいって言う人多いし。
私が住んでいる街では、4/1からゴミの分別方法が変わりました。
いままで、「家庭ゴミ」として収集されていたもののうちから
「プラスチック製容器包装」と「古紙・古布」が別になったのです。
「プラスチック製容器包装」は「プラ」マークのあるものは全て対象です。
洗って乾かし週一回集めにきます。
「古紙・古布」は紙パックなどもが対象。
洗って開いて乾かして、月一回集めにきます。
新聞・雑誌・折込チラシなども対象。
私の住んでいる地域では、資源回収活動などがないので
こちらにだすことになります。
そして、それらを分けたら、「家庭ゴミ」がとても減りました。
やはり容器包装というのはけっこう多いもんなんですね。
お魚とかが入っていたプラスチックトレイは、スーパーで収集しているのでそれに出すとしても、
包装につかわれている「プラ」製品のなんて多いことでしょう。
そして、説明会のときに
「みなさんよく半透明のゴミ袋に目隠しとしてちらしなどつかわれてますが
チラシは古紙・古布の日にだしてくださいね」
といわれたときに一番反響が大きかったのですが
やはりまだ一週間目ということもあってか
まだまだ目隠しチラシをしてる家庭もかなりあります。
別に持っていってくれるから、いいのかな。
いままでは、ただ、漫然とゴミだししていましたが
これからは、気をつけないといけないと思いました。
いままで、「家庭ゴミ」として収集されていたもののうちから
「プラスチック製容器包装」と「古紙・古布」が別になったのです。
「プラスチック製容器包装」は「プラ」マークのあるものは全て対象です。
洗って乾かし週一回集めにきます。
「古紙・古布」は紙パックなどもが対象。
洗って開いて乾かして、月一回集めにきます。
新聞・雑誌・折込チラシなども対象。
私の住んでいる地域では、資源回収活動などがないので
こちらにだすことになります。
そして、それらを分けたら、「家庭ゴミ」がとても減りました。
やはり容器包装というのはけっこう多いもんなんですね。
お魚とかが入っていたプラスチックトレイは、スーパーで収集しているのでそれに出すとしても、
包装につかわれている「プラ」製品のなんて多いことでしょう。
そして、説明会のときに
「みなさんよく半透明のゴミ袋に目隠しとしてちらしなどつかわれてますが
チラシは古紙・古布の日にだしてくださいね」
といわれたときに一番反響が大きかったのですが
やはりまだ一週間目ということもあってか
まだまだ目隠しチラシをしてる家庭もかなりあります。
別に持っていってくれるから、いいのかな。
いままでは、ただ、漫然とゴミだししていましたが
これからは、気をつけないといけないと思いました。
X JAPAN / ART OF LIFE
2005年4月4日 音楽
時には、昔好きだった音楽を聞きたくなる日もあります。
ということで、この曲。
X JAPAN の曲の中でも異色の曲です。
何が異色かというと、その長さ。約30分あります。
しかも、その長さでありながら、全く隙がないのです。
X JAPAN というと、今一番知られている曲は
選挙の時に自民党のCMで使われている「Forever Love」でしょうか。
また、「紅」「Silent Jealousy」あたりの激しい曲も知られています。
この曲は、それらさまざまなX JAPAN の要素全てが堪能できます。
通常のバンドサウンドのほかに、56人のオーケストラも加わり曲に厚みがあり、
そして途中に挿入されているピアノのインプロヴィゼーションも圧巻です。
また、YOSHIKIという人は、元々音大のピアノ科を目指していたような人で、
今の音楽シーンのことは疎いのでよくわかりませんが
当時としては、おそらく唯一、曲のアレンジは譜面で完結させている人でした。
普通のバンドだったら
「ここから何小節ギターソロだから、アドリブでよろしく」的なことも多いのですが
YOSHIKIの場合は、ギターソロでさえも全て譜面で書いて指示していたのです。
この画像はコピー用バンドスコアの画像ですが
どこのバンドがコピーするんだろう、そんな物好きいるのか?
と思われるような圧倒的難易度の楽曲です。
この曲がリリースされたころの私は、まだ若い学生で
何よりも、その激しく、優しく、哀しくかつ隙がまったくない旋律に圧倒され
貪るように何度も何度も聞いていました。
そして、歌詞(全て英語)もそらんじられるくらいでした。
ただ、歌詞よりも、その音楽の方に重点をおいた聞き方をしていました。
あれから何年かたち、ふと、もう一度聞いてみようと思い立ちました。
そして、ライナーノーツを見ながら曲を聞いていたのですが
もちろん、その旋律も心をとらえられたのですが
それよりも、歌詞を読んで、そのなんともいえず胸に響きました。
この曲にあんなに夢中だった頃は、この曲で歌われている内容のことなどさっぱりとどこかに置いておいたのが、何年かたち、色々なことがあり、そして、ようやく理解できる入り口に立てたのだな、と自分自身に感慨深くなりました。
年をとるのも悪くはないです。
ということで、この曲。
X JAPAN の曲の中でも異色の曲です。
何が異色かというと、その長さ。約30分あります。
しかも、その長さでありながら、全く隙がないのです。
X JAPAN というと、今一番知られている曲は
選挙の時に自民党のCMで使われている「Forever Love」でしょうか。
また、「紅」「Silent Jealousy」あたりの激しい曲も知られています。
この曲は、それらさまざまなX JAPAN の要素全てが堪能できます。
通常のバンドサウンドのほかに、56人のオーケストラも加わり曲に厚みがあり、
そして途中に挿入されているピアノのインプロヴィゼーションも圧巻です。
また、YOSHIKIという人は、元々音大のピアノ科を目指していたような人で、
今の音楽シーンのことは疎いのでよくわかりませんが
当時としては、おそらく唯一、曲のアレンジは譜面で完結させている人でした。
普通のバンドだったら
「ここから何小節ギターソロだから、アドリブでよろしく」的なことも多いのですが
YOSHIKIの場合は、ギターソロでさえも全て譜面で書いて指示していたのです。
この画像はコピー用バンドスコアの画像ですが
どこのバンドがコピーするんだろう、そんな物好きいるのか?
と思われるような圧倒的難易度の楽曲です。
この曲がリリースされたころの私は、まだ若い学生で
何よりも、その激しく、優しく、哀しくかつ隙がまったくない旋律に圧倒され
貪るように何度も何度も聞いていました。
そして、歌詞(全て英語)もそらんじられるくらいでした。
ただ、歌詞よりも、その音楽の方に重点をおいた聞き方をしていました。
あれから何年かたち、ふと、もう一度聞いてみようと思い立ちました。
そして、ライナーノーツを見ながら曲を聞いていたのですが
もちろん、その旋律も心をとらえられたのですが
それよりも、歌詞を読んで、そのなんともいえず胸に響きました。
この曲にあんなに夢中だった頃は、この曲で歌われている内容のことなどさっぱりとどこかに置いておいたのが、何年かたち、色々なことがあり、そして、ようやく理解できる入り口に立てたのだな、と自分自身に感慨深くなりました。
年をとるのも悪くはないです。
眩しい、シンデレラ。
2005年4月3日 演劇・タカラヅカなど
それは何年か前、「シンデレラ」という作品を観劇にいったときのこと。
王子様は樹里さん。シンデレラは遠野あすかさん。
一幕は、12時の鐘が鳴り、シンデレラがお城からいなくなり
呆然とする王子様、というシーンでラスト。
そして二幕。
王子様とシンデレラは別々の場所でお互いのことを思って同じメロディーを唄うシーンがありました。
お互いのことをこんなに思っているのに。
もう二度と会うことができないのか。
同じ舞台に乗っているのに、その二人の間には超えることのできない壁が立ちふさがり
お互いのやるせない思いが、舞台いっぱいに広がっていました。
私はなぜかここで涙が溢れてこまりました。
誰もが知っているおとぎ話、シンデレラ。
結末はわかっているはずなのに。
そして、おとぎ話のとおり、二人はめぐり合い。
最後は結婚式のシーン。
満面の笑みを浮かべて微笑みあう二人に、また泣けてしかたありませんでした。
よかったねぇ。これからずっといっしょだね、と。
しかし、諸々の事情で、こんなに似合いの二人は
並んで舞台に立つことは望めなくなりました。
同じ作品に出演することはありましたが、出番はまったくのすれ違いで。
そしてそれから何年かたった今、運命の悪戯か、
二人は舞台上でめぐり合うことができました。
ショーで、手を取り合って微笑み合う二人を見ると
あの「シンデレラ」の時にわけもわからず泣けたことを思い出して
また、泣きそうになりました。
あのときの愛くるしいシンデレラは、眩しい大人の女性となり
でも、あの頃のように信頼しきった眼差しを王子様に向けています。
王子様は、その姿を眩しそうに見詰めています。
でも、王子様はこの舞台が終わってしまったら
シンデレラの隣に立つことは出来ません。
王子様は、シンデレラの本当のガラスの靴は持っていないからです。
そして、王子様はシンデレラに永遠のさようならを告げなくてはならないからです。
王子様がシンデレラに永遠のさようならを言う頃
きっと、本当のガラスの靴を持った別の王子様が現れるのでしょう。
王子様は、その眩しい姿を目に焼き付けて、一人去っていくのです。
*******************************
私が娘役さんはひたすらかわいがるべきだと思っているのは
遠野あすかさんが、大変なバッシングをネット上で受けているのを見て
びっくりしたことが一因だと思います。
あんなにすてきなシンデレラに、なんてことを言うんだろうと。
あんなにぼろぼろに言われたら、笑顔が曇ってしまうよと。
シンデレラには王子様がそばにいなくても、にっこり笑っていてほしいのです。
その眩しい笑顔が、二度と曇ることがないようにと願っています。
*******************************
樹里さん、宝塚でのオーラス相手役は遠野さんですか。
ありがたいことです。
原作読んだ限りでは、シンデレラ同様ハッピーエンドなんで
この二人にはよく似合う話だと思ってました。
とりあえず、マラケシュで感じたもやもやは吹き飛ばしてくれそうです。
王子様が王子様としての永遠のさようならを観客に告げるとき
隣に微笑んでいるのがあのシンデレラで本当によかったです。
王子様は樹里さん。シンデレラは遠野あすかさん。
一幕は、12時の鐘が鳴り、シンデレラがお城からいなくなり
呆然とする王子様、というシーンでラスト。
そして二幕。
王子様とシンデレラは別々の場所でお互いのことを思って同じメロディーを唄うシーンがありました。
お互いのことをこんなに思っているのに。
もう二度と会うことができないのか。
同じ舞台に乗っているのに、その二人の間には超えることのできない壁が立ちふさがり
お互いのやるせない思いが、舞台いっぱいに広がっていました。
私はなぜかここで涙が溢れてこまりました。
誰もが知っているおとぎ話、シンデレラ。
結末はわかっているはずなのに。
そして、おとぎ話のとおり、二人はめぐり合い。
最後は結婚式のシーン。
満面の笑みを浮かべて微笑みあう二人に、また泣けてしかたありませんでした。
よかったねぇ。これからずっといっしょだね、と。
しかし、諸々の事情で、こんなに似合いの二人は
並んで舞台に立つことは望めなくなりました。
同じ作品に出演することはありましたが、出番はまったくのすれ違いで。
そしてそれから何年かたった今、運命の悪戯か、
二人は舞台上でめぐり合うことができました。
ショーで、手を取り合って微笑み合う二人を見ると
あの「シンデレラ」の時にわけもわからず泣けたことを思い出して
また、泣きそうになりました。
あのときの愛くるしいシンデレラは、眩しい大人の女性となり
でも、あの頃のように信頼しきった眼差しを王子様に向けています。
王子様は、その姿を眩しそうに見詰めています。
でも、王子様はこの舞台が終わってしまったら
シンデレラの隣に立つことは出来ません。
王子様は、シンデレラの本当のガラスの靴は持っていないからです。
そして、王子様はシンデレラに永遠のさようならを告げなくてはならないからです。
王子様がシンデレラに永遠のさようならを言う頃
きっと、本当のガラスの靴を持った別の王子様が現れるのでしょう。
王子様は、その眩しい姿を目に焼き付けて、一人去っていくのです。
*******************************
私が娘役さんはひたすらかわいがるべきだと思っているのは
遠野あすかさんが、大変なバッシングをネット上で受けているのを見て
びっくりしたことが一因だと思います。
あんなにすてきなシンデレラに、なんてことを言うんだろうと。
あんなにぼろぼろに言われたら、笑顔が曇ってしまうよと。
シンデレラには王子様がそばにいなくても、にっこり笑っていてほしいのです。
その眩しい笑顔が、二度と曇ることがないようにと願っています。
*******************************
花組 日生劇場公演『Ernest in Love(アーネスト・イン・ラブ)』主な出演者について
2005年9月に日生劇場で上演いたします花組公演『Ernest in Love(アーネスト・イン・ラブ)』につきまして、主な出演者が決定いたしましたので、以下のとおりご案内致します。
ミュージカル
『Ernest in Love(アーネスト・イン・ラブ)』
◆2005年9月1日(木)〜9月23日(金・祝)
<主な配役>
樹里咲穂 …アーネスト(ジャック)
遠野あすか…グウェンドレン
蘭寿とむ …アルジャノン
桜 一花 …セシリイ
※なお、他の出演者や配役などの詳細につきましては決定次第ご案内致します。
樹里さん、宝塚でのオーラス相手役は遠野さんですか。
ありがたいことです。
原作読んだ限りでは、シンデレラ同様ハッピーエンドなんで
この二人にはよく似合う話だと思ってました。
とりあえず、マラケシュで感じたもやもやは吹き飛ばしてくれそうです。
王子様が王子様としての永遠のさようならを観客に告げるとき
隣に微笑んでいるのがあのシンデレラで本当によかったです。
ひろみちお兄さんの再出発。
2005年4月3日 育児筋肉ミュージカルにでるんですね。↓
http://www.musclemusical.com/mmp_info/index01-02.html
週一のおかあさんといっしょ土曜日版も出ながら
これにも出るみたいですね。
でも。。。一つ突っ込み・・・・
「佐藤弘道 30歳」
・・・・・・ひろみちお兄さんは日本体育大学卒業後
12年間おかあさんといっしょで体操のおにいさんをしてたはずなんですが。
芸能人となったひろみちお兄さんに年齢の突っ込みはしちゃいかんの?
・・・・ま、とにかくですね、再出発、がんばってください。
http://www.musclemusical.com/mmp_info/index01-02.html
週一のおかあさんといっしょ土曜日版も出ながら
これにも出るみたいですね。
でも。。。一つ突っ込み・・・・
「佐藤弘道 30歳」
・・・・・・ひろみちお兄さんは日本体育大学卒業後
12年間おかあさんといっしょで体操のおにいさんをしてたはずなんですが。
芸能人となったひろみちお兄さんに年齢の突っ込みはしちゃいかんの?
・・・・ま、とにかくですね、再出発、がんばってください。
ベビー爪きり卒業式。
2005年4月2日 育児
自分が子どもを産むまで、こんなに爪きりの世話になるとは
思ってもいませんでした。
息子が生まれたとき、手を見ると、
小さな手にはしっかりと爪が生えていました。
その小さな手に生えた爪は伸びるのが早く
3〜4日に1回の割合でちまちまときっていました。
その爪は大人とは違って薄く、やわらかい爪でした。
アレルギーが酷くて、肌がめちゃくちゃだったころは
2日に一回切ったあとに爪やすりで角をけずってました。
赤ん坊は「掻いちゃだめ」なんて言っても聞かないので
親ができるだけのことをしてやらなければ、肌はぐちゃぐちゃになっていくのです。
まだ薄くやわらかい爪だったけれど、めちゃくちゃな息子の肌には立派な凶器たりえたからです。
アレルギーが落ち着いてきたころから、1週間に1回のペースで爪をきるようになりました。
段々爪も硬くなって大人に近づいてきました。
そして、今日、ためしに大人用の爪きりを使用してみました。
もうこちらで大丈夫でした。
今日をもってベビー爪きりは卒業することにしました。
息子が生まれたときからともに歩んだ爪きりよ。
おつかれさま。ありがとう。
思ってもいませんでした。
息子が生まれたとき、手を見ると、
小さな手にはしっかりと爪が生えていました。
その小さな手に生えた爪は伸びるのが早く
3〜4日に1回の割合でちまちまときっていました。
その爪は大人とは違って薄く、やわらかい爪でした。
アレルギーが酷くて、肌がめちゃくちゃだったころは
2日に一回切ったあとに爪やすりで角をけずってました。
赤ん坊は「掻いちゃだめ」なんて言っても聞かないので
親ができるだけのことをしてやらなければ、肌はぐちゃぐちゃになっていくのです。
まだ薄くやわらかい爪だったけれど、めちゃくちゃな息子の肌には立派な凶器たりえたからです。
アレルギーが落ち着いてきたころから、1週間に1回のペースで爪をきるようになりました。
段々爪も硬くなって大人に近づいてきました。
そして、今日、ためしに大人用の爪きりを使用してみました。
もうこちらで大丈夫でした。
今日をもってベビー爪きりは卒業することにしました。
息子が生まれたときからともに歩んだ爪きりよ。
おつかれさま。ありがとう。
ホリプロの窃盗女性タレント復帰へ [日刊スポーツ]
2005年4月1日 時事ニュース
04月01日付 日刊スポーツの報道「ホリプロの窃盗女性タレント復帰へ」へのコメント:
あ○る優さんですよね。
あび○優さんは一応未成年なので名前は伏せてありますが
もうばればれなわけです。
それが帰って痛々しい。
彼女は日曜お昼の番組に出てたりしてたわけで
復帰してからもその番組に出たりするでしょうけど
もうみんな「○びる優って窃盗タレントの」って思ってしまうわけで。
それでもなお復帰したいというのは
かなり芸能界に執着があるかたなんでしょうか?
まだかなり若いんだから、いくらでも他の道はあるのに。
それとも開き直っちゃってるんでしょうか?
そして、自分のしたことについての説明はなされるんでしょうか?
気になります。
http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/p-et-tp0-050401-0006.html
あ○る優さんですよね。
あび○優さんは一応未成年なので名前は伏せてありますが
もうばればれなわけです。
それが帰って痛々しい。
彼女は日曜お昼の番組に出てたりしてたわけで
復帰してからもその番組に出たりするでしょうけど
もうみんな「○びる優って窃盗タレントの」って思ってしまうわけで。
それでもなお復帰したいというのは
かなり芸能界に執着があるかたなんでしょうか?
まだかなり若いんだから、いくらでも他の道はあるのに。
それとも開き直っちゃってるんでしょうか?
そして、自分のしたことについての説明はなされるんでしょうか?
気になります。
http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/p-et-tp0-050401-0006.html
私は、恋をしても体の肉はやわらかくならなかった。
2005年4月1日 読書ここ二、三日プロレス関連の言葉の検索で引っかかってくる方が
非常におおいので、レディスゴングの最新号を購入しました。
去年、レディスゴングを成年男性誌置き場に置いていた書店は
今回は格闘技誌置き場に置いておいてくれたので
躊躇することなく手にとることができました。
巻頭に綴じられていたDVDは私には関係なさそうです。
長与千種さんのGAEA、解散するんですね。
GAEA特集でした。
GAEA1期生たちは驚異の新人とかいわれてましたよね。
団体発足当初、JWPとよくつるんでいた頃くらいまで
しかわからないのですがその当時でさえ、週プロに
「GとJのコラボは爛熟してしまった」とかなんとかかかれてたのを
朧げに覚えています。
JWPからGAEAに行った人もいるんですね。
しかし、GAEAは新人が非常に育ちにくい団体だったようです。
1期生たちがいまでも下のほうのようで。
あと、個人的に受けたのは、全女松永会長&国松社長の
脱力感あふれるインタビューでした。
松永家の山師加減がいい具合ににじみ出ています。
これ、プロレス専門誌だから普通に載せられるんであって
そうじゃなかったら各方面からの抗議がきそうで
おっかなくって載せられないインタビューですよね。
インタビュアー(ゴング誌編集長)に向かって
だからね、もう、(会長を)やって。アンタが向いてるから
とか、レスラーについての話で
女の子は恋をすると体の肉がやわらかくなるんですよ。そうするとねえ、膝をやったり腰をやったりけがをする。
とか、会社経営の話で
ある会社に、今、5000万の負債がある。それを10万でいいからだしてくれ、もうそれでいいからっていうけど、10万も払えない。
とか、以前所有していた自社ビルはコインパーキングになったがの問いに
ああ、行った行った、車止めにね。
とか。
もう、山師加減が最高(笑)
こりゃ潰れるよ、会社。
ていうか、金貸すほうがおかしいですよ、こんな人に(笑)
口八丁手八丁で、こんな感じでのらりくらりといままでやってきたんでしょうね。
もう、この人はずっとこのままでしょう。
全女はこの人がはじめた会社ですしね、はははって感じですね。
傍観者としては大変楽しいインタビュー記事でした。
係わり合いになってしまった人にはイラツク記事でしょうが。
そして、
「恋をすると体の肉がやわらかくなる」説ですが
私は、一応恋はしたことありますが、体は硬いのですが。
って一般人は関係ない?
「恋をすると、思い切った受身をとれなくなる」とか言ってた人の言葉だから
信用したらだめなのかな?
非常におおいので、レディスゴングの最新号を購入しました。
去年、レディスゴングを成年男性誌置き場に置いていた書店は
今回は格闘技誌置き場に置いておいてくれたので
躊躇することなく手にとることができました。
巻頭に綴じられていたDVDは私には関係なさそうです。
長与千種さんのGAEA、解散するんですね。
GAEA特集でした。
GAEA1期生たちは驚異の新人とかいわれてましたよね。
団体発足当初、JWPとよくつるんでいた頃くらいまで
しかわからないのですがその当時でさえ、週プロに
「GとJのコラボは爛熟してしまった」とかなんとかかかれてたのを
朧げに覚えています。
JWPからGAEAに行った人もいるんですね。
しかし、GAEAは新人が非常に育ちにくい団体だったようです。
1期生たちがいまでも下のほうのようで。
あと、個人的に受けたのは、全女松永会長&国松社長の
脱力感あふれるインタビューでした。
松永家の山師加減がいい具合ににじみ出ています。
これ、プロレス専門誌だから普通に載せられるんであって
そうじゃなかったら各方面からの抗議がきそうで
おっかなくって載せられないインタビューですよね。
インタビュアー(ゴング誌編集長)に向かって
だからね、もう、(会長を)やって。アンタが向いてるから
とか、レスラーについての話で
女の子は恋をすると体の肉がやわらかくなるんですよ。そうするとねえ、膝をやったり腰をやったりけがをする。
とか、会社経営の話で
ある会社に、今、5000万の負債がある。それを10万でいいからだしてくれ、もうそれでいいからっていうけど、10万も払えない。
とか、以前所有していた自社ビルはコインパーキングになったがの問いに
ああ、行った行った、車止めにね。
とか。
もう、山師加減が最高(笑)
こりゃ潰れるよ、会社。
ていうか、金貸すほうがおかしいですよ、こんな人に(笑)
口八丁手八丁で、こんな感じでのらりくらりといままでやってきたんでしょうね。
もう、この人はずっとこのままでしょう。
全女はこの人がはじめた会社ですしね、はははって感じですね。
傍観者としては大変楽しいインタビュー記事でした。
係わり合いになってしまった人にはイラツク記事でしょうが。
そして、
「恋をすると体の肉がやわらかくなる」説ですが
私は、一応恋はしたことありますが、体は硬いのですが。
って一般人は関係ない?
「恋をすると、思い切った受身をとれなくなる」とか言ってた人の言葉だから
信用したらだめなのかな?
「ガラスの仮面」をアニメ化 テレビ東京系で深夜放映へ [朝日新聞]
2005年3月31日 時事ニュース
03月31日付 朝日新聞の報道「「ガラスの仮面」をアニメ化 テレビ東京系で深夜放映へ」へのコメント:
ナゼに深夜枠なんでしょう?
普通に子どもの見る時間でもいい作品だと思うのになー。
原作をリアルタイムで読んでる大人層へのアピールなんでしょうか?
以前、ヘレン・ケラーのあたりまでアニメ化されましたよね。
私はガラカメでは「二人の王女」編がオーディションのところから
読み応えあって好きなのでその辺までやってほしいなと思ってます。
「二人の王女」はそのまま宝塚でやってもいいくらいの
実に面白い話で、なんでやらないんだろうって思ってました。
そしてテレビ東京のHPを見ると
亜弓さん(だよね?)の髪型が変わっているのですが
やはり時代に合わせて変えたんでしょうか?
大人向けなら、あえてあのまんまでもよかったのに。
テレビ東京のページ
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/garasunokamen/
ナゼに深夜枠なんでしょう?
普通に子どもの見る時間でもいい作品だと思うのになー。
原作をリアルタイムで読んでる大人層へのアピールなんでしょうか?
以前、ヘレン・ケラーのあたりまでアニメ化されましたよね。
私はガラカメでは「二人の王女」編がオーディションのところから
読み応えあって好きなのでその辺までやってほしいなと思ってます。
「二人の王女」はそのまま宝塚でやってもいいくらいの
実に面白い話で、なんでやらないんだろうって思ってました。
そしてテレビ東京のHPを見ると
亜弓さん(だよね?)の髪型が変わっているのですが
やはり時代に合わせて変えたんでしょうか?
大人向けなら、あえてあのまんまでもよかったのに。
テレビ東京のページ
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/garasunokamen/
特定調停120件の処理怠る 川越簡裁書記官を処分 [朝日新聞]
2005年3月30日 時事ニュース
03月30日付 朝日新聞の報道「特定調停120件の処理怠る 川越簡裁書記官を処分」へのコメント:
「特定調停」は主にサラ金業者からの借金をこの調停によって減らす
というような目的に使われる場合が一番多いようです。
利息制限法の規定を超え、貸金業規制法上の利率で貸金をしている
サラ金業者の貸金(違法ではない)は利息制限法の規定にのっとり
引き直し計算すると過払い若しくは債務圧縮に繋がるからで
この制度を利用して返済計画を立て直すわけです。
で、特定調停はこういうわけで急ぐ案件が多いなか
こういう怠慢が起きてしまうというのは、当事者にしちゃつらいものがありますよね。
裁判所の書記官さんは非常に忙しいので
どんどん人員を増やしてもいいと思うんですけどね。
「特定調停」は主にサラ金業者からの借金をこの調停によって減らす
というような目的に使われる場合が一番多いようです。
利息制限法の規定を超え、貸金業規制法上の利率で貸金をしている
サラ金業者の貸金(違法ではない)は利息制限法の規定にのっとり
引き直し計算すると過払い若しくは債務圧縮に繋がるからで
この制度を利用して返済計画を立て直すわけです。
で、特定調停はこういうわけで急ぐ案件が多いなか
こういう怠慢が起きてしまうというのは、当事者にしちゃつらいものがありますよね。
裁判所の書記官さんは非常に忙しいので
どんどん人員を増やしてもいいと思うんですけどね。
宝塚音楽学校、第93期生50人の合格発表 [日刊スポーツ]
2005年3月30日 演劇・タカラヅカなど
03月30日付 日刊スポーツの報道「宝塚音楽学校、第93期生50人の合格発表」へのコメント:
観劇に宝塚に行った際、
劇場内外はおろか、駅ビルの喫茶店やら本屋やら、そこかしこで
やたらとお団子頭の女の子たちをみたので
「さすが宝塚市、女の子たちはみな娘役に憧れてるのかしら」と思っていたら
全然違って、宝塚音楽学校の試験日だったんです。
試験を受け終わったから公演を見て帰りましょう、
試験終わったからお茶して帰りましょう、っていう
女の子たちを私はたくさん目撃してしまったようです。
1000人近くの女の子たちが受験して50人合格。
一人も欠けることなく二年後の今ごろ、初舞台が踏めるといいですね。
http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/f-et-tp0-050330-0012.html
観劇に宝塚に行った際、
劇場内外はおろか、駅ビルの喫茶店やら本屋やら、そこかしこで
やたらとお団子頭の女の子たちをみたので
「さすが宝塚市、女の子たちはみな娘役に憧れてるのかしら」と思っていたら
全然違って、宝塚音楽学校の試験日だったんです。
試験を受け終わったから公演を見て帰りましょう、
試験終わったからお茶して帰りましょう、っていう
女の子たちを私はたくさん目撃してしまったようです。
1000人近くの女の子たちが受験して50人合格。
一人も欠けることなく二年後の今ごろ、初舞台が踏めるといいですね。
http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/f-et-tp0-050330-0012.html
全女ついに解散、29日横浜ラストバトル [日刊スポーツ]
2005年3月29日 時事ニュース
03月29日付 日刊スポーツの報道「全女ついに解散、29日横浜ラストバトル」へのコメント:
ついにこの日が・・・・
というか、はっきり言っちゃうと随分長い間だましだまし経営してきたものだと思います。
手形の不渡りを出したのが97年。それから10年近い時間
よく、選手も松永一族もがんばったと思います。
最近では3万円程度の金が払えず、話題にもなりました。
そしてはっきりついでにいってしまうと、
松永一族に経営者としての才覚はなかったと思います。
焼きそばはおいしかったけど。
ビューティーペアが出てくる→もうかる→事業拡大
→ビューティーペア引退→人気選手がいない→耐え忍ぶ
→クラッシュギャルズが出てくる→もうかる→事業拡大
→クラッシュギャルズ引退→人気選手がいない→耐え忍ぶ
→アジャコングが注目され、団体対抗戦時代に突入、北斗晶・豊田真奈美台頭
→もうかる→事業拡大→対抗戦バブルはじける
→経営行き詰まる→不渡り→選手流出→「でも一人人気選手がでてくれば」
ってあんた・・・・・・・
でも、時代の流れなのかもしれないです。
クラッシュギャルズに憧れた世代(全女流に言うと平成元年組くらい?)までは
「体格大きい女の子は女子プロレスにいけ」なんていわれる時代でした。
でも今はいろいろありますし、第一「大きい」といわれる身長の基準が
随分高くなってしまいまいました。
だからなかなか選手が育たない。
「一人人気選手が出れば」といったってそんななかから登場するわけがないのです。
時代を感じてしまいます。
http://www.nikkansports.com/ns/battle/p-bt-tp0-050329-0007.html
*******************************
全女公式にはこんな文章が載っています。
全女というのは松永会長がはじめた会社であり
会社といいながら、一族で経営は握ってきた会社でありました。
(ロッシー小川なんて人もいましたが、所詮は松永家の使用人だったように思います)
しかも、全女が幸運であり、不幸だったのは
上にも書いたように、ピンチになるとニューヒロインが彗星のごとくあらわれたことです。
全女はその昔「25歳定年制」という制度を引いていました。
これは松永会長の、選手に対する数少ない思いやりでした。
「25歳定年制」とは、その名の通り25歳になったらどんな選手でも引退するということ
その昔は中卒若しくは高校中退で入団してくる人がほとんどで
25歳くらいでプロレスには見切りをつけ、新しい人生をそこから歩き出しなさい、
という意味での25歳定年制でした。
しかし、時代とともに消えていきました。
その結果、ビューティーペア→クラッシュギャルズ→対抗戦世代と
25歳定年制によってうまい具合に選手の世代交代が進んでいたのが
今現在もなお、対抗戦世代の選手がトップを張っているという
異常事態になってしまいました。
全女の場合、デビューした年度で○○年組と呼ばれるのですが
平成元年組から平成7年組までの間が各年度一人から二人程度しか残らず
ほぼぽっかりとあいてしまい、選手の世代交代が出来なかったのが
今思えば致命傷になったと思います。
それでもなお、松永会長が思いつづけていました。
「一人スターがでてくれば状況が変わる」
過去の成功体験に縋りたいのは、人間の悲しい性なのでしょうか。
選手層が変わらないのに、新しいスターなど出てくるはずがないのです。
そんな簡単なこともわからなくするほどに、過去の成功体験は眩しいものだったんでしょう。
経営者としては、失格です。
しかも、景気の良いときに「選手のために」と不動産や飲食事業に手を出し、失敗。
これも会社を傾ける大きな要因となってしまいました。
今回の件はTV放送がなくなる、格闘技が細分化するなど
いろいろ他の要因もあったのでしょうが、主な原因は松永会長です。
選手想いだけれど、それが選手のためにならなかった。
悲しいことです。
ついにこの日が・・・・
というか、はっきり言っちゃうと随分長い間だましだまし経営してきたものだと思います。
手形の不渡りを出したのが97年。それから10年近い時間
よく、選手も松永一族もがんばったと思います。
最近では3万円程度の金が払えず、話題にもなりました。
そしてはっきりついでにいってしまうと、
松永一族に経営者としての才覚はなかったと思います。
焼きそばはおいしかったけど。
ビューティーペアが出てくる→もうかる→事業拡大
→ビューティーペア引退→人気選手がいない→耐え忍ぶ
→クラッシュギャルズが出てくる→もうかる→事業拡大
→クラッシュギャルズ引退→人気選手がいない→耐え忍ぶ
→アジャコングが注目され、団体対抗戦時代に突入、北斗晶・豊田真奈美台頭
→もうかる→事業拡大→対抗戦バブルはじける
→経営行き詰まる→不渡り→選手流出→「でも一人人気選手がでてくれば」
ってあんた・・・・・・・
でも、時代の流れなのかもしれないです。
クラッシュギャルズに憧れた世代(全女流に言うと平成元年組くらい?)までは
「体格大きい女の子は女子プロレスにいけ」なんていわれる時代でした。
でも今はいろいろありますし、第一「大きい」といわれる身長の基準が
随分高くなってしまいまいました。
だからなかなか選手が育たない。
「一人人気選手が出れば」といったってそんななかから登場するわけがないのです。
時代を感じてしまいます。
http://www.nikkansports.com/ns/battle/p-bt-tp0-050329-0007.html
*******************************
全女公式にはこんな文章が載っています。
全日本女子プロレスの今後につきまして。
全日本女子プロレス興行?代表取締役会長、松永高司は、
4月17日(日)に開催されます、後楽園ホール大会をもちまして、
勇退いたします。
会長勇退後の全日本女子プロレスにつきましては、
選手、スタッフ共に話合いを続けている状態でございますので、
方向性が決まり次第、皆様にはお知らせさせていただきます。
ファンの皆様には今後とも選手の応援をどうぞ宜しくお願いいたします。
2005年3月29日
全日本女子プロレス興行?
全女というのは松永会長がはじめた会社であり
会社といいながら、一族で経営は握ってきた会社でありました。
(ロッシー小川なんて人もいましたが、所詮は松永家の使用人だったように思います)
しかも、全女が幸運であり、不幸だったのは
上にも書いたように、ピンチになるとニューヒロインが彗星のごとくあらわれたことです。
全女はその昔「25歳定年制」という制度を引いていました。
これは松永会長の、選手に対する数少ない思いやりでした。
「25歳定年制」とは、その名の通り25歳になったらどんな選手でも引退するということ
その昔は中卒若しくは高校中退で入団してくる人がほとんどで
25歳くらいでプロレスには見切りをつけ、新しい人生をそこから歩き出しなさい、
という意味での25歳定年制でした。
しかし、時代とともに消えていきました。
その結果、ビューティーペア→クラッシュギャルズ→対抗戦世代と
25歳定年制によってうまい具合に選手の世代交代が進んでいたのが
今現在もなお、対抗戦世代の選手がトップを張っているという
異常事態になってしまいました。
全女の場合、デビューした年度で○○年組と呼ばれるのですが
平成元年組から平成7年組までの間が各年度一人から二人程度しか残らず
ほぼぽっかりとあいてしまい、選手の世代交代が出来なかったのが
今思えば致命傷になったと思います。
それでもなお、松永会長が思いつづけていました。
「一人スターがでてくれば状況が変わる」
過去の成功体験に縋りたいのは、人間の悲しい性なのでしょうか。
選手層が変わらないのに、新しいスターなど出てくるはずがないのです。
そんな簡単なこともわからなくするほどに、過去の成功体験は眩しいものだったんでしょう。
経営者としては、失格です。
しかも、景気の良いときに「選手のために」と不動産や飲食事業に手を出し、失敗。
これも会社を傾ける大きな要因となってしまいました。
今回の件はTV放送がなくなる、格闘技が細分化するなど
いろいろ他の要因もあったのでしょうが、主な原因は松永会長です。
選手想いだけれど、それが選手のためにならなかった。
悲しいことです。
「マラケシュ・紅の墓標」感想? その2
2005年3月28日 演劇・タカラヅカなどまだ、幕も開いたばかりですし、
色々書いてしまうのはどうかとおもったんですが
ここは宝塚関係でアクセスしてくる人がほとんどいないんで
ネタばれ全開でいきます。
またまた同じ文章をぺたっと貼り付けて、と。
この話のなかの主要な登場人物には過去があり、表の顔と裏の顔の二面性が描かれています。
リュドヴィーク@春野さんは表向きはジゴロ然とした佇まいをもった詐欺師、しかし恋人が犯した罪を背負って逃げたという過去があります。
オリガ@ふづきさんは表向きは貞淑な貴族夫人、行方不明になった夫を探しに行く愛情深く見える女性、しかし過去の恋人の裏切りから愛というものを信じることが出来なくなっています。
クリフォード@彩吹さんは表向きは国のために働く「ノブレス・オブリージュ」の見本みたいな人、しかし恋人の裏切りに泣いていたオリガに一目ぼれしてしまう情熱的な面もあります。
ギュンター@蘭寿さんはぱっと見は薄気味悪いストーカー、しかし「美」に狂おしく執着する硝子のような繊細な心をもっています。繊細すぎて心の歯車が狂い、結果「美」の為に命を落とします。
イヴェット@遠野さんは一見気位の高い鼻持ちならない女優、しかし過去にはリュドヴィークと恋に落ち、自分の罪を被ってにげた彼を忘れることができません。
レオン@樹里さんは派手でちゃらちゃらしたチンピラみたいな男ながら自分が白人とベルベル人とのハーフであることからどこにも帰る場所がない深い孤独を感じて生きています。
そしてレオン以外はみな、癒されます。
ラスト、命を落すレオン、ギュンター、そのギュンターともみ合って刺されたリュドヴィーク(生死ははっきりとはかかれていませんがおそらくは死んだと思われます)以外の皆は明日に向かって歩き出します。
リュドヴィークについては、過去の恋人との和解、心引かれたオリガとのふれ合いなど癒される場面があります。
ギュンターについては、心のバランスが崩れていて、妄執した「金のバラ」の為に命を落としたことが、結果的に彼の癒しになっています。
たった一人、仲間と思っていた男に裏切られ、癒されないまま野垂れ死んでいったレオン。
彼には安らぎの場所がなかったわけではありません。
いつも彼のことを心配していてくれる母、そして彼を愛している恋人。
しかし、彼は、母や恋人を疎んじ、自分の欲望を満たすことを選んでしまいました。
口が軽い彼は(宝塚なのではっきりとは描かれてませんが、おそらくは)寝物語で恋人に自分の欲望を話してしまいます。金儲けをしてパリに行き成功して大金持ちになるんだと。
しかし恋人は思います。彼の計画は大それたこと、成功なんてするはずがない。
なにより、大好きな彼がパリにいってしまったら、自分はどうなる?捨てられる?
そんな心の揺れを切れ者の警察長官に突かれ彼女は全てを話してしまい、レオンは破滅へと突き進むのです。
仮に彼がマラケシュで流行っているレストランのオーナー、気の置けないベルベル人の仲間たちと優しい母とかわいい恋人と、時々スリもしながらwつましく暮らす、という選択肢を選んでいたら彼は破滅せずにすんだかも知れません。しかし、そのようなささやかな幸せでは満たされないほど、彼の孤独は深く、荒涼とした、果てない砂漠のようだったのです。
そして、大きなポイントは、こんなにつらつらと脳内補完込みでレオンの物語を書いたとしても、彼がどちらの選択肢を選んでいたとしても、芝居の大筋にはあまり関わりがなく、主な登場人物たちの結論は変わらないことです。
まさに究極のあて書き、と思ってしまったのは、実はこの点にあります。
レオンを演ずる樹里咲穂がこの公演に臨むに当たって背負ったストーリーへ、そして、彼女が宝塚に入団してから今までのストーリーにあてて書いているのです。
彼女は最近の某新聞でインタビューにこう答えています。
「専科というものは、宝塚にいながら卒業してしまっているようなもの」
「ずっと諸先輩方のような二枚目男役を目指していた。でもできなかった。苦しかった」
「ずっと楽屋に行きたくない時期が続いた。退団発表して今が一番楽しい」
ジャニー喜多川氏は舞台を作る上で、彼女の舞台人としての資質を引き出すために彼女自身の資質を見極めて舞台に立たせました。彼女がもつストーリーなどハナから考慮には入れていません。
荻田浩一氏は舞台を作る上で、本人の舞台人としての資質より、宝塚の舞台に立つ人間としてのストーリーを重視しました。宝塚の座付き脚本家としては当然の手法なのでしょう。彼が舞台をつくる上でのアングルは、見事に構築されています。
荻田氏が、彼女の資質を重視していないことは、プログラムでの彼女の紹介の文章でわかります。
明朗快活な男役と思えば、嫣然たる女役も達者にこなし、更には歌劇団の内外を問わず縦横無尽に活躍した貴重なスターです
これは、宝塚歌劇団が樹里咲穂につけるおきまりの紹介文
「男役も女役も自在にこなし、時には外部出演もこなす実力派スター」を
適当な言葉で飾ってあるだけに過ぎないからです。
本当に彼女の資質を理解していれば「明朗快活」だの「嫣然」だの
当たっているようで、実は外れている言葉を選ぶはずはないからです。
この文章が書かれたのは、実際に稽古に入る前か、それとも入ってからか定かではありませんが
どちらにしても、ある程度作品の構想が練られた後であることは間違いないはずで、つまり、舞台人としての資質より、宝塚の生徒としてのストーリーだけに荻田氏は興味があり、それだけを取り入れてアングルを構築しているのです。
ただし、そのアングルがあまりに見事すぎて、若干のひっかかりを感じる人も
こんなネットの片隅にひっそりといます。
(この項続く・・・・のか?)
色々書いてしまうのはどうかとおもったんですが
ここは宝塚関係でアクセスしてくる人がほとんどいないんで
ネタばれ全開でいきます。
またまた同じ文章をぺたっと貼り付けて、と。
この話のなかの主要な登場人物には過去があり、表の顔と裏の顔の二面性が描かれています。
リュドヴィーク@春野さんは表向きはジゴロ然とした佇まいをもった詐欺師、しかし恋人が犯した罪を背負って逃げたという過去があります。
オリガ@ふづきさんは表向きは貞淑な貴族夫人、行方不明になった夫を探しに行く愛情深く見える女性、しかし過去の恋人の裏切りから愛というものを信じることが出来なくなっています。
クリフォード@彩吹さんは表向きは国のために働く「ノブレス・オブリージュ」の見本みたいな人、しかし恋人の裏切りに泣いていたオリガに一目ぼれしてしまう情熱的な面もあります。
ギュンター@蘭寿さんはぱっと見は薄気味悪いストーカー、しかし「美」に狂おしく執着する硝子のような繊細な心をもっています。繊細すぎて心の歯車が狂い、結果「美」の為に命を落とします。
イヴェット@遠野さんは一見気位の高い鼻持ちならない女優、しかし過去にはリュドヴィークと恋に落ち、自分の罪を被ってにげた彼を忘れることができません。
レオン@樹里さんは派手でちゃらちゃらしたチンピラみたいな男ながら自分が白人とベルベル人とのハーフであることからどこにも帰る場所がない深い孤独を感じて生きています。
そしてレオン以外はみな、癒されます。
ラスト、命を落すレオン、ギュンター、そのギュンターともみ合って刺されたリュドヴィーク(生死ははっきりとはかかれていませんがおそらくは死んだと思われます)以外の皆は明日に向かって歩き出します。
リュドヴィークについては、過去の恋人との和解、心引かれたオリガとのふれ合いなど癒される場面があります。
ギュンターについては、心のバランスが崩れていて、妄執した「金のバラ」の為に命を落としたことが、結果的に彼の癒しになっています。
たった一人、仲間と思っていた男に裏切られ、癒されないまま野垂れ死んでいったレオン。
彼には安らぎの場所がなかったわけではありません。
いつも彼のことを心配していてくれる母、そして彼を愛している恋人。
しかし、彼は、母や恋人を疎んじ、自分の欲望を満たすことを選んでしまいました。
口が軽い彼は(宝塚なのではっきりとは描かれてませんが、おそらくは)寝物語で恋人に自分の欲望を話してしまいます。金儲けをしてパリに行き成功して大金持ちになるんだと。
しかし恋人は思います。彼の計画は大それたこと、成功なんてするはずがない。
なにより、大好きな彼がパリにいってしまったら、自分はどうなる?捨てられる?
そんな心の揺れを切れ者の警察長官に突かれ彼女は全てを話してしまい、レオンは破滅へと突き進むのです。
仮に彼がマラケシュで流行っているレストランのオーナー、気の置けないベルベル人の仲間たちと優しい母とかわいい恋人と、時々スリもしながらwつましく暮らす、という選択肢を選んでいたら彼は破滅せずにすんだかも知れません。しかし、そのようなささやかな幸せでは満たされないほど、彼の孤独は深く、荒涼とした、果てない砂漠のようだったのです。
そして、大きなポイントは、こんなにつらつらと脳内補完込みでレオンの物語を書いたとしても、彼がどちらの選択肢を選んでいたとしても、芝居の大筋にはあまり関わりがなく、主な登場人物たちの結論は変わらないことです。
まさに究極のあて書き、と思ってしまったのは、実はこの点にあります。
レオンを演ずる樹里咲穂がこの公演に臨むに当たって背負ったストーリーへ、そして、彼女が宝塚に入団してから今までのストーリーにあてて書いているのです。
彼女は最近の某新聞でインタビューにこう答えています。
「専科というものは、宝塚にいながら卒業してしまっているようなもの」
「ずっと諸先輩方のような二枚目男役を目指していた。でもできなかった。苦しかった」
「ずっと楽屋に行きたくない時期が続いた。退団発表して今が一番楽しい」
ジャニー喜多川氏は舞台を作る上で、彼女の舞台人としての資質を引き出すために彼女自身の資質を見極めて舞台に立たせました。彼女がもつストーリーなどハナから考慮には入れていません。
荻田浩一氏は舞台を作る上で、本人の舞台人としての資質より、宝塚の舞台に立つ人間としてのストーリーを重視しました。宝塚の座付き脚本家としては当然の手法なのでしょう。彼が舞台をつくる上でのアングルは、見事に構築されています。
荻田氏が、彼女の資質を重視していないことは、プログラムでの彼女の紹介の文章でわかります。
明朗快活な男役と思えば、嫣然たる女役も達者にこなし、更には歌劇団の内外を問わず縦横無尽に活躍した貴重なスターです
これは、宝塚歌劇団が樹里咲穂につけるおきまりの紹介文
「男役も女役も自在にこなし、時には外部出演もこなす実力派スター」を
適当な言葉で飾ってあるだけに過ぎないからです。
本当に彼女の資質を理解していれば「明朗快活」だの「嫣然」だの
当たっているようで、実は外れている言葉を選ぶはずはないからです。
この文章が書かれたのは、実際に稽古に入る前か、それとも入ってからか定かではありませんが
どちらにしても、ある程度作品の構想が練られた後であることは間違いないはずで、つまり、舞台人としての資質より、宝塚の生徒としてのストーリーだけに荻田氏は興味があり、それだけを取り入れてアングルを構築しているのです。
ただし、そのアングルがあまりに見事すぎて、若干のひっかかりを感じる人も
こんなネットの片隅にひっそりといます。
(この項続く・・・・のか?)
日航に異例の航空局長査察 [朝日新聞]
2005年3月28日 時事ニュース
03月28日付 朝日新聞の報道「日航に異例の航空局長査察」
宝塚に行く際に、羽田から伊丹空港まで日航を利用したのですが着陸のアナウンス時に、
「今回の一連の件についておわびします。社長以下全職員一丸となって安全確保にがんばります」
というようなアナウンスがありました。
ここのところ、確かにちょっとミスが続けて報道されていましたね。
特に、いろんなお客さんを相手にするCAさんたちのご苦労は大変なものと思います。
一般乗客にとってCAさんこそが会社の顔であるわけで、
中には嫌味を言う乗客もいるだろうに、大変だなと思うのです。
もうこれ以上、ミスが続きませんように、と願っています。
日本航空で整備ミスや管制指示違反などが相次いで発覚した問題で、国土交通省の岩崎貞二航空局長が28日午前、同社本社と羽田空港にある同社東京空港支店に査察に入った。日航では国交省から航空法に基づく事業改善命令を受けた後も人的ミスが相次いでいる。ミスが相次ぐ航空会社に局長が査察に入るのはきわめて異例だ。
岩崎局長は羽田で、機長らが地上スタッフと飛行前の情報を確認する「ディスパッチルーム」や客室乗員部を視察した後、品川区の本社ビルを訪れ、運航情報を統括する運航統制室などに足を運んだ。
ディスパッチルームでは、韓国・金浦空港と羽田を結ぶ国際チャーター便の乗客数やルート上の天候などについて、機長、副操縦士、航空機関士と担当スタッフが情報を確認する場面に立ち会った。確認作業の後、岩崎局長はスタッフらに対し、「部品脱落などの最近のトラブルについても、こういう場で伝えた方が良いのでは」などと意見を述べた。
同席したJALインターナショナルの羽根田勝夫社長は「局長の査察という事態を厳粛に受け止め、ご指摘いただいた点を改善に生かして安全運航に努めます」と話した。
この日は別の航空局幹部が成田空港にある日航の施設も査察した。
日航は99年にも整備ミスを理由に事業改善命令を受けたが、この時は航空局長らの査察は行われなかった。国交省は「今回はミスが相次いでおり、安全確保で重大な問題がある」として異例の局長査察に踏み切った。
宝塚に行く際に、羽田から伊丹空港まで日航を利用したのですが着陸のアナウンス時に、
「今回の一連の件についておわびします。社長以下全職員一丸となって安全確保にがんばります」
というようなアナウンスがありました。
ここのところ、確かにちょっとミスが続けて報道されていましたね。
特に、いろんなお客さんを相手にするCAさんたちのご苦労は大変なものと思います。
一般乗客にとってCAさんこそが会社の顔であるわけで、
中には嫌味を言う乗客もいるだろうに、大変だなと思うのです。
もうこれ以上、ミスが続きませんように、と願っています。
「エンター・ザ・レビュー」感想。
2005年3月27日 演劇・タカラヅカなどまだ、幕も開いたばかりですし、
色々書いてしまうのはどうかとおもったんですが
ここは宝塚関係でアクセスしてくる人がほとんどいないんで
ネタばれ全開でいきます。
同じ文章をぺたっと貼り付けて、と。
お芝居の難解さというか感想の書きづらさに比べて
とってもわかりやすい作品でした。
おフランスな場面、アメリカンな場面、ラテンな場面。
音楽も衣装もわかりやすくていいです。
宝塚経営上は団体客受けというものがとても大切らしいのですが
お芝居を見て「?????」となってしまった一見さんも
こっちはもうわかりやすく「タカラヅカ」でした。
プロローグはシャンソン。
みんな明るくシャンソンを歌って登場です。
(一人、振られた男の未練たらしい歌を歌って登場する人もいますが)
(その一人とは樹里さんです)(またそのフレーズ・・・)
トップスター・春野さんの女装、なんていう隠しだまもあったり。
春野さん、声は男声で見た目は女王っていうか女帝っぽくて
いったい何の狙いが?と思っているうちにみんながじゃかじゃか出てきて豪華にどーん、です。
もう、オープニングの黒燕尾といい、みんなで白い衣装でどーんのシーンといい、
わかりやすーく「タカラヅカ」です。
世間一般が考える「タカラヅカ」がそこにはありました。
その次がサーカスの場面。
「僕はこの一座の二枚目スターのジュリアンだよ」と
樹里さんがピエロの格好で客引きをしてます。
「♪よっ、おれコメディアン」(歌詞微妙に違うかも)なんてご陽気に歌いつつ、
後ろではピエロさんたちがいて、周りには緑色のかわいこちゃん二人組がいて。
客席降りして手品?をしたりします。
あのまま「おかあさんといっしょ」に、
そして「いないいない、ばぁっ」に出したいくらいのピエロさんぶりです。
退団したら、いないいない、ばぁっでふうかちゃんとワンワンといっしょに
「ぐるぐるどっかーん」をあのカッコでやって欲しいくらいです。
おかあさんといっしょで、3月いっぱいでいなくなってしまうイチジョウマンの変わりに
4月からジュリアンマンで登場してくれてもいいです。
幕があがってジュリアン君がはけると、一座のアイドル(ふづきさん)が
みんなに褒め称えられてます。
そんな中、一人のピエロ(春野さん)が花をもって彼女を見詰めています。
同僚ピエロ達がそんな彼を前にだし、彼は彼女に花を捧げ、彼女は受け取るのですが・・・
ここは娘役さんたちみなかわいいですねー。
ピンクの娘役さんも緑の娘役さんも、もちろんアイドルちゃんも、かわいいかわいい。
そして、春野さんのロンリークラウン振りがまたなんともおかしくて、切なくて・・・。
で、また場面が変わると、今度は猛獣使いの男(樹里さん)が鞭持って出てきます。
多分ジュリアン君の双子の兄なんだと思います。
ジュリアンくんは陽気で健全な人でしたが、兄は違います。
8人の黒豹おねーちゃん達を鞭で調教するんですね。
で、一人、わがままねおねーちゃん豹(遠野さん)がいます。
そんな調教なんてやってらんないわーっとスレンダーバディをくねくねさせてます。
峰不二子チックです。
「ほーら、あたしが一番でしょーん、調教かったるいー」とばかりにくねくねしてるのですが
ジュリアン兄は「つーかお前仕事真面目にやれ」と突き放します。
ばかりか、他の7人のおねーちゃん豹たちとよろしくやっちゃったりします。
「むきーっ」(豹の鳴き声知らない・・・)とばかりにジュリアン兄に絡みつく不二子豹。
とりあえずジュリアン兄の股をくぐり、飛びついてきます。
そしてしばしお楽しみターイム。
が、一応他のおねーちゃん豹達の手前、適度に切り上げ、
また8人のおねーちゃん豹たちとお楽しみお仕事お仕事。
でも不二子豹は「この人はあたしのものよーーん」とにやりっ。
ここは・・・・・なんつーか、その、ははははははははは。って感じですね。
あ、最近宙組のショーを皇后陛下がご覧になったそうですが、
ここだけは絶対に見せないほうがいいと思いますと強く思いました。
超個人的に楽しみにしていたシーンだったのですが
とりあえず、鞭がみれたのでしあわせです。
タカラヅカなので、おねーちゃん豹たちは叩かれてはいませんでしたが。
不二子豹は鞭でくるくるされてましたがね。
続きは、こちらもそのうち。
色々書いてしまうのはどうかとおもったんですが
ここは宝塚関係でアクセスしてくる人がほとんどいないんで
ネタばれ全開でいきます。
同じ文章をぺたっと貼り付けて、と。
お芝居の難解さというか感想の書きづらさに比べて
とってもわかりやすい作品でした。
おフランスな場面、アメリカンな場面、ラテンな場面。
音楽も衣装もわかりやすくていいです。
宝塚経営上は団体客受けというものがとても大切らしいのですが
お芝居を見て「?????」となってしまった一見さんも
こっちはもうわかりやすく「タカラヅカ」でした。
プロローグはシャンソン。
みんな明るくシャンソンを歌って登場です。
(一人、振られた男の未練たらしい歌を歌って登場する人もいますが)
(その一人とは樹里さんです)(またそのフレーズ・・・)
トップスター・春野さんの女装、なんていう隠しだまもあったり。
春野さん、声は男声で見た目は女王っていうか女帝っぽくて
いったい何の狙いが?と思っているうちにみんながじゃかじゃか出てきて豪華にどーん、です。
もう、オープニングの黒燕尾といい、みんなで白い衣装でどーんのシーンといい、
わかりやすーく「タカラヅカ」です。
世間一般が考える「タカラヅカ」がそこにはありました。
その次がサーカスの場面。
「僕はこの一座の二枚目スターのジュリアンだよ」と
樹里さんがピエロの格好で客引きをしてます。
「♪よっ、おれコメディアン」(歌詞微妙に違うかも)なんてご陽気に歌いつつ、
後ろではピエロさんたちがいて、周りには緑色のかわいこちゃん二人組がいて。
客席降りして手品?をしたりします。
あのまま「おかあさんといっしょ」に、
そして「いないいない、ばぁっ」に出したいくらいのピエロさんぶりです。
退団したら、いないいない、ばぁっでふうかちゃんとワンワンといっしょに
「ぐるぐるどっかーん」をあのカッコでやって欲しいくらいです。
おかあさんといっしょで、3月いっぱいでいなくなってしまうイチジョウマンの変わりに
4月からジュリアンマンで登場してくれてもいいです。
幕があがってジュリアン君がはけると、一座のアイドル(ふづきさん)が
みんなに褒め称えられてます。
そんな中、一人のピエロ(春野さん)が花をもって彼女を見詰めています。
同僚ピエロ達がそんな彼を前にだし、彼は彼女に花を捧げ、彼女は受け取るのですが・・・
ここは娘役さんたちみなかわいいですねー。
ピンクの娘役さんも緑の娘役さんも、もちろんアイドルちゃんも、かわいいかわいい。
そして、春野さんのロンリークラウン振りがまたなんともおかしくて、切なくて・・・。
で、また場面が変わると、今度は猛獣使いの男(樹里さん)が鞭持って出てきます。
多分ジュリアン君の双子の兄なんだと思います。
ジュリアンくんは陽気で健全な人でしたが、兄は違います。
8人の黒豹おねーちゃん達を鞭で調教するんですね。
で、一人、わがままねおねーちゃん豹(遠野さん)がいます。
そんな調教なんてやってらんないわーっとスレンダーバディをくねくねさせてます。
峰不二子チックです。
「ほーら、あたしが一番でしょーん、調教かったるいー」とばかりにくねくねしてるのですが
ジュリアン兄は「つーかお前仕事真面目にやれ」と突き放します。
ばかりか、他の7人のおねーちゃん豹たちとよろしくやっちゃったりします。
「むきーっ」(豹の鳴き声知らない・・・)とばかりにジュリアン兄に絡みつく不二子豹。
とりあえずジュリアン兄の股をくぐり、飛びついてきます。
そしてしばしお楽しみターイム。
が、一応他のおねーちゃん豹達の手前、適度に切り上げ、
また8人のおねーちゃん豹たちと
でも不二子豹は「この人はあたしのものよーーん」とにやりっ。
ここは・・・・・なんつーか、その、ははははははははは。って感じですね。
あ、最近宙組のショーを皇后陛下がご覧になったそうですが、
ここだけは絶対に見せないほうがいいと思いますと強く思いました。
超個人的に楽しみにしていたシーンだったのですが
とりあえず、鞭がみれたのでしあわせです。
タカラヅカなので、おねーちゃん豹たちは叩かれてはいませんでしたが。
不二子豹は鞭でくるくるされてましたがね。
続きは、こちらもそのうち。
「マラケシュ・紅の墓標」感想?
2005年3月27日 演劇・タカラヅカなどおうちにかえってきたわけだが。
まだ、幕も開いたばかりですし、
色々書いてしまうのはどうかとおもったんですが
ここは宝塚関係でアクセスしてくる人がほとんどいないんで
ネタばれ全開でいきます。
深く傷ついた過去を持っている人々が、モロッコのマラケシュで交錯する。
そして、最果ての地・マラケシュで、主な登場人物が
それぞれの過去にそれぞれの形でケリをつけ(一人はつけられ)、癒され(一人をのぞく)、
明日に向かって歩いていく(一人をのぞく)、そういうお話です。
しつこくカッコ書きした「一人」は樹里さん演じるレオン。
宝塚の場合、純粋に舞台上の成果だけを鑑賞するのではなく
演じている「中の人」達の背負っているそれぞれのストーリーをも
理解して鑑賞するのが主流なわけです。
それらのストーリーを組み立てていって一つの公演のアングルが構築されるわけです。
今回の芝居の主な出演者の中で、特別なストーリーを背負っている「中の人」は樹里さん。
退団。
宝塚の舞台にたつ人にとって、これ以上大きなストーリーはないです。
そして、宝塚の舞台を演出する人にとって、
これは生かさなければならないおいしいストーリーです。
作品の出来不出来は構築されたアングルの出来不出来に左右される部分が
宝塚には少なからずあるからです。
だから、この作者はあざといくらいに狙ってきたんだと思います。
「退団」というストーリーを生かすことを。
ある意味、究極のあて書き、そんな気すらしました。
続きはそのうち。
というか、考えれば考えるほどに言葉が見つからないのです。
まだ、幕も開いたばかりですし、
色々書いてしまうのはどうかとおもったんですが
ここは宝塚関係でアクセスしてくる人がほとんどいないんで
ネタばれ全開でいきます。
深く傷ついた過去を持っている人々が、モロッコのマラケシュで交錯する。
そして、最果ての地・マラケシュで、主な登場人物が
それぞれの過去にそれぞれの形でケリをつけ(一人はつけられ)、癒され(一人をのぞく)、
明日に向かって歩いていく(一人をのぞく)、そういうお話です。
しつこくカッコ書きした「一人」は樹里さん演じるレオン。
宝塚の場合、純粋に舞台上の成果だけを鑑賞するのではなく
演じている「中の人」達の背負っているそれぞれのストーリーをも
理解して鑑賞するのが主流なわけです。
それらのストーリーを組み立てていって一つの公演のアングルが構築されるわけです。
今回の芝居の主な出演者の中で、特別なストーリーを背負っている「中の人」は樹里さん。
退団。
宝塚の舞台にたつ人にとって、これ以上大きなストーリーはないです。
そして、宝塚の舞台を演出する人にとって、
これは生かさなければならないおいしいストーリーです。
作品の出来不出来は構築されたアングルの出来不出来に左右される部分が
宝塚には少なからずあるからです。
だから、この作者はあざといくらいに狙ってきたんだと思います。
「退団」というストーリーを生かすことを。
ある意味、究極のあて書き、そんな気すらしました。
続きはそのうち。
というか、考えれば考えるほどに言葉が見つからないのです。