08月20日付 ZAKZAKの報道「康生、屈辱なぜだオーバートレーニング症候群」へのコメント:

たまにはこの日記の機能も使ってみたくなったので。

でも、阿武選手の金メダルよりも、こちらの方が
私には衝撃的でした。
多分、日本国中のみなさんが
「井上の金メダルは固いでしょう」と思っていたと思います。

でも期待を寄せるほうは勝手に期待を寄せますが
寄せられるほうはたまったものではないですよね。
それでも何年も「勝って当たり前」の状態の中で
結果を出しつづけてきた井上選手は賞賛に値すると思います。

今回負けてしまいましたが、井上選手の功績は素晴らしいものなのは
変わりないです。
オリンピックも世界選手権も、出場するだけでも
大変なものだから。

ちょっと古い歌ですが
アリスの「チャンピオン」を思いだしました。
まさにあの歌のような状態だったのではないかと
勝手に推測してしまいました。

井上選手、お疲れ様でした。
東京宝塚劇場で絶賛公演中の「ファントム」
私はもう観に行けないんですが。
でも、迷って迷って、DVD手に入れました。

DVDはいいですね。
見たいだけ見れる。
そして「エリックの物語」と「お前は私のもの」のところで
わかってても涙腺が・・・・・・

さて、ジェラルド・キャリエール氏、
あんまり評判のいい人物ではありません。
「そもそもあんたが全部悪いんじゃんか」と
責められたら「はいそーです」というしかないのかもしれません。

でも、私の個人的なツボをクリティカルヒットしてくれたキャリ氏。
私が樹里ファンだから?
でも、私この前のラシッド・サラム氏(@ロマンス・ド・パリ)は
あまり好きじゃなかったしなぁ。

やはり自分が親である(しかもいろいろ病気抱えてる子の)
という部分が大きいんだろうか。
それをキャリ氏に投影してしまっているんだろうか。
キャリ氏(ひいては演じている樹里さん)には迷惑な話だ。
でも、ジェラルド&ヴェラドーヴァカップルの
行動いちいちに「うんうんうん」と
うなづいてしまうのは、その部分が大きいかと。

自分が親となって思うのは
親は子が生まれてからすぐに親になるのではなく、
子の成長とともに、親も親として成長するのだということ。
キャリ氏もエリックが生まれてすぐに強き親となれるはずはない。
狂ってしまった最愛の人と、親の業をその顔に背負ってしまった息子。
そんな苛烈な状況を目の当たりにして、すぐに強き親と
なれる人などいないはず。
キャリ氏は、エリックの成長とともに親として成長し、
そしてようやく息子の前で名乗れるまでになったのだと思う。

私が「そうだよね、わかるよジェラルド」と一番思ったのは
エリックが自分の異形に気づき泣き叫んでいるとき
キャリ氏は仮面を作ってやるのですが、そのときの台詞
「(エリックが仮面をつけることで)少なくとも私の心は楽になった」
というようなことを言います。
私は自分がこれと同じような経験をしているので
「うんうんうん(握りこぶし)」という感じでした。

私の場合は「仮面」ではなく「ステロイド剤」。
息子の顔がアレルギーでぐちゃぐちゃだったとき
虐待を疑われて、私は精神的にぼろぼろでした。
医師からはステロイド剤が処方されてました。曰く
「赤ちゃんには強い薬だから、できるだけ我慢して。
我慢できなくなったらちょこっと使って」
母親界では「ステロイド=手を出して慢性化したら大変だ」
という常識があります。
もちろん有用な薬ではあるのですが、だんだん効かなくなってきて
強い薬に替えていって更にループして、という
事態に陥る危険がある薬でもあるからです。
だからできるだけ赤ちゃんには使わない、というのが最近の流れです。
症状が激しいときにごく少量使って、が理想的な使い方とされています。
しかし、そのときの私は精神的にちょっといっちゃってる状態
だったので、ステロイド剤をべったりと塗ってしまいました。
ステロイド剤はよく効く薬。ほんの数時間で綺麗になりました。
しかし、そんな強い薬が息子の体の負担にならないはずはないのです。
それはわかっていました。ただ、私の心はすこしだけ楽になりました。
私はひどい親かもしれません。
でも、私の心が安定しなければその私に接する息子はどうなるか。
そのときは、それだけを考えていました。
今はアレルギーが落ち着いているので冷静に振り返ると
「ごめんよ、息子」と思うのですけどね。

で、ファントムに話を戻して。
今回「お前は私のもの」の所のDVDの編集が
すっごくいいです。私的にですが。
ああ、こういう風にまとめてくれたのね、ありがとう!!と
心の中で叫んでます。
エリック・キャリ氏の感情の揺れ動きポイントを
くまなく押さえてくれている。
「息子よ」とキャリ氏が呼びかけるときのエリックの表情と
「お父さん」とエリックが呼びかけるときのキャリ氏の表情。
いいです、いい。
フィナーレが音無し部分があるのは、これで許せるくらい。

フランツ・ヨーゼフ@エリザベートの時もそうなんですが
樹里さんにはあんまり女性の観客には好感を持たれ難いキャラばかり
最近回ってきてるのは、キャリア的に仕方ないんでしょうか?
フランツはマザコン。キャリ氏は既婚者なのを隠して恋をした。
女性の観客には好かれないよね(苦笑)
実際、フランツ・ヨーゼフも私はあんまり好きではないし。
でもキャリ氏は別なのよねぇ・・・・・。

もう少しでキャリ氏ともお別れですね>樹里さん。
世間の評判はあまり芳しくなくとも
私はジェラルド・キャリエール氏の味方ですよー。
けさ、宝塚のCSをつけたらこれがやってました。
番組表はあんまりみないんで、あらあらという感じ。

宝塚の衣装ってカラー・コーディネーターつけたほうがいいと思う・・・。
それとも、あれが関西ノリ?

特に前半の「ロック」の衣装。
違うから。
絶対にあんなロッカー(古)いないから。

これを書いてる時点では中詰をやってます。

私的にはここからが見所なのでTVの前にいってきまーす。
特にタイタニックの場面。
ここ、大好きなのー。タンゴ好きなんで。
よくぞこの場面樹里さんにあててくれてありがとう、みたいな。

宝塚は変にロックやヒップホップを取り入れるよりは
タンゴを極めて欲しいなぁ。
タンゴのバリエーションでショーが一本作れませんでしょうか?
そしたら嬉しいなぁ。
とにかくひたすらタンゴタンゴタンゴなショー。
私しか喜ばないかも、だけど。

あー、始まっちゃう、行かなきゃ−。

ぽっぽっぽ。

2004年8月16日 育児
今息子に一生懸命「はとぽっぽ」の手遊びを教えている。
何とか形になってきた。
もう少しだ。

「みんなでなかよくたべにこいーーー」の
「いーー」のポーズが良い(親ばか)。

これをクリアしたら、
「大きな栗の木の下で」か。
道のりはまだ長いな、息子よ。
で、この日は実家から義実家に移動しました。
やはり同じ県内、しかも車で30分程度の距離なんですが。

この日は新日本プロレスの夏のお祭り、
「G1クライマックス」がTVでやってました。
義父と夫は格闘技好き、私も昔女子プロが好きだったんで
男プロ(by豊田真奈美)もぬるく見てたことがあるんで
3人でそれを見ていました。

今回のG1のテーマは「世代闘争」のようでした。
優勝した天山選手は「新・三銃士」と呼ばれる選手たちを
えいえいえいと下して優勝しました。
ちょっとカルチャーショックでした。
私が知ってた天山選手は若手カテゴリーにいた頃の
天山選手で、それが追われる側になっているとは。

私が知ってる天山選手っていうのは、蝶野選手と
蝶天タッグ組んで「えーっ、こらーっ、ガッデム」と
マイクアピールする天山選手。
その頃はまだ武藤選手(今は全日本プロレス社長)、
橋本選手(今は自分の団体を立ち上げた)がいて、
上に向かって挑んでいる姿でした。
あれから何年も経ってる訳ですから
まぁ、そういうことになっててもおかしくはないですが。

しかし若手くんよ、天下の天龍選手を
首固めで下して嬉しいのかい?なんかちょっと違う気がする。
あれが今のプロレスの潮流ですか?

で、今回、この文章を書こうとして
参考資料に週プロか週ゴンでも久しぶりに買おうかなって
思ったら近所のコンビニにはなかったので
一部だけ置いてあった週刊ファイトを買ってきたんですが。
元々ファイトは女子プロの情報ってあんまり載せてなかった
気がするんですが、私が買ってきたのは
見事に記事がありませんでした。
女子プロってそんなに下火になっちゃったんだー。

やっぱり25歳定年制をなくしたのが
長い目でみたら下火になった原因かな、とか思うんですが。
25歳定年制をなくして、選手が高齢化して
次代のプロレス選手となる小中学生の女の子たちが
近寄りがたい世界になってしまったのではないかと。
25じゃあんまりだっつーなら30歳くらいまで伸ばしてもいいから
女子プロ定年制は続けたほうがよかったんじゃないかと。
上が詰まってずっと若手は若手って
女子プロの場合きついと思うんですけどね。どうなんでしょう。

私は長与千種とか山田敏代とか、あのラインのベビーフェースレスラーが
あんまり好きじゃないんで、余計そう思うのかもしれない。
私はみなみ鈴香とかキューティー鈴木とか
「受けのうまいベビーフェースレスラー」が好きでした。
とくにみなみは受けがうまくて、でもきっちり
ケブラドーラ・コンヒーロは決めてくれるっていう、
安心感のあるレスラーでした。引退が潔かったのもよかった。
ベビーは受けがうまくないと。
ヒールは攻めのプロレスだけど、それはベビーが受けてくれるから
成り立つわけですから、
長与千種みたいなのは好きじゃないです。
あのラインは受けないベビーフェースですよね。
昔、長与千種が豊田真奈美のドロップキックかなんかを
受け損なって怪我したって文句言ってたけど
それは違うでしょう、と。

ベビーとヒールの話が出たんで
宝塚に当てはめてみると、当然ですがみなさんベビーですよね。
っていうか基本的に見える部分でのヒールキャラはいないですよね。
ただ、「(芝居を)受けないベビー」と「(芝居を)受けるベビー」は
結構わかれてるように見えますね。
私が好きなのはやっぱり「受けるベビー」。
樹里さんはもちろんこっち。みなみ鈴香タイプ。
相手を受けて、でも自分の仕事はちゃんとやる。
でも、樹里さんはキャラはベビーだけど
宝塚歌劇団という組織的にはスーパーヒールなんで
その辺も私のツボを突いているのかと。
樹里さんの宝塚歌劇団内におけるポジションって
(ここは猛毒部分なので自粛)、
だから、スーパーヒールだと思うんですわ。

話はそれましたが、天山選手が優勝したG1クライマックスを
見ているその脇で義母が息子を離しませんでした。
可愛がってもらえるのは良いことだ、息子よ。
そして、実家ではネットに繋がる環境ではないため
ひたすら本を読み、息子の相手をしていました。

息子の最近のお気に入りは「布の絵本」
しまじろうの布の絵本です。
紙の絵本だと平気でちぎったりする息子も
布の絵本だと引きちぎることもできないので
私もお気に入りです。

息子が表紙のピンクのぴらぴらをめくるとぶたさんが出てきます。
「ぷーぶーだね、ぶーぶー」と答えてやります。
息子が別のページの車を指します。
「ぶーぶーね、ぶーぶー」と答えてやります。

それを見ていた実母が
「あんた、ぶたも車もぶーぶーなの?」

うっ・・・たしかに・・・・

「ばーちゃんに貸してみて」と母は布の絵本を手に取りました。

息子が表紙のピンクのぴらぴらをめくるとぶたさんが出てきます。
「ふごっふごっ、ぶたさんがふごっっ」と母が鼻を鳴らして答えてやります。
息子が別のページの車を指します。
「ぶーん、くるまがぶーんね」と母が答えてやります。

息子は母のぶたの真似が気に入ったらしく
ずっと「んっっ、んっっ」とぶたを差しつづけました。
母はずっと「ふごっふごっ」と鼻を鳴らしつづけました。

30分も。

すごいな、ママン・・・
さて、実家に帰省している間は大変暑い日が続いていました。
ので、ビニールプールを引っ張り出してきて
息子に庭先で行水させてました。

小さなビニールプールの水をちゃぱちゃぱやって
「うきゃっっ、きゃはっ」と喜ぶ息子。
「ほれほれ、水、水」と私も相手をします。
実家には水遊びグッズを持っていかなかったので
大昔に弟が使っていて物置にあった水鉄砲と
使わなくなったプラスチックのコップで遊んでいました。

コップでプールの水をすくって息子の目の前で流します。
息子は流れていく水に手を差し伸べ、水を掴もうとしました。
でも、水は息子の指先を掠めて流れていきます。

その光景を、隣の家の小学生の男の子が見ていました。
そして私は聞かれました。
「ねぇ、どうして水ってつかめないの?」

ええーっ、なんて答えたらいいんだろう?
大人としては常識すぎて当たり前におもってること
子供にきちんと説明するのは難しい。

うーん・・・・・・・・・。

「うーんとね、水は液体だからつかめないのよ。
 水を掴もうとしたら、冷やして氷にすればいいのよ。」
と、なんとか回答?をひねり出した。

「ふーん・・・」と腑に落ちない顔をする男の子。
私がその子でも腑に落ちない。
物質の融点や沸点なんかを勉強するのは中学生くらいだろうか。
その頃はどういう理解をしていたかもう忘れてしまった。

でも物事を難しく説明するのはとても簡単だけど、
簡単に説明するのはとても難しい。
いつか息子も「どうしてこれはこうなるの?」と
返答に詰まるような質問をするようになるだろう。
そのときは一緒に考えるようにすればいいのだろうか?
日本全国的にお盆です。
というわけで、両家に帰省してました。
ま、帰省っていっても同じ県内なんですが。

まず、私の実家に帰省しました。

私の母は、常に自分のものさしで物事をはかる人です。
私はもういい加減付き合いも長いので
それにはなれています。
TVを見るときもそれは同じ。
いま世間で話題のヨン様を見て
「この人、梅沢富美男(@下町の玉三郎)に似てる、口元が特に」と
うちの義母を始め、世のヨン様ファンが聞いたら激怒しそうなことを
しれっといいます。
ま、私もヨン様はゆうぞうお兄さん(@おかあさんといっしょ)に
似ていると思っていたので(でもあんまり人には言えない)
どっちもどっちなのですが。

私の母は常に自分の価値観が絶対な人なので
なかなか一筋縄では行かない人であります。
そんな人でも孫は可愛いらしい。というわけで
孫守はニコニコしてやってくれます。
でも、いまだに
「どうして布オムツ使わないの?」
というのはいい加減勘弁してくれ、とも思います。
いや、使ってたんですよ、布オムツ。
でも生後3ヶ月でギブアップしました。
私や弟が育つ頃がちょうど布オムツ派と紙オムツ派が
逆転する端境期だったようで、紙おむつの隆盛が
母的には信じられないらしいですね。

そして私の母はきまぐれで掃除を始めたりします。
先日日記でエディのことをつらつらと書いたんで
久しぶりに筋少や空バカの曲が聞きたくなり
実家に置いてあったはずのCDを探しました、がない。
「ねー、ここに置いてあったCD知らない?」と聞いたら、
「捨てたわよ、去年」ときた。

おいママン、娘のモノを勝手に捨てるなよ!!!

母いわく
「だってあんた何年前に嫁に行ったのよ。もう苗字変わってるんでしょ」って
だったら捨てる前に一言言ってくれよ・・・・
筋少はいいよ、また買えば。
空バカはさ、もう普通には手に入らないCDなんだってばーーーっ。

はーっ子連れでディスクユニオンにでも行くか・・・
って行けないって・・・・・
どこの母親がベビーカーに子供乗せてディスクユニオン行くんだよ・・
っていうか、ディスクユニオンでも空バカなんて
もう置いてないだろうなぁ・・・・・
はぁ・・・・・・・・・
今日は餃子を手作りしました。
皮は市販のものですが、たねは手作りです。

ひき肉と玉ねぎとキャベツとにんにくとシメジをいれて
まぜまぜまぜっと。
そして、皮でたねを包みます。

私は材料をはかって料理をしたりはしないので
いつもはたねがたりなかったり、あまったりするのですが、
今日は何と!ぴったりでなくなりました。

やったーーーっ! 気分いい!!

と全部包みおわったところで
夫から電話。

「あ、今日仕事長引くから夕食いらないから」

かくん・・・・。

ま、冷凍しておけばいいだけの話ですが。

でも、今日はそんなことではめげません。
だってぴったりだったんだもん。
今日はゴーヤの炒め物を作りました。
私の両親が南九州出身でゴーヤ大好きだったもので
割となじみがある食材です。
卵を使えないので、肉と玉ねぎとゴーヤを
ちゃちゃっと炒めただけだったのですが。
結構おいしく出来ました。

夫の酒のアテにはエシャロットを生で出しました。
夫の両親は新潟出身であさつきの根が大好きだったもので
それに似ているエシャロットは夫には割となじみのある食材だそうです。
洗っただけのエシャロットの根にお味噌をつけて食べてました。

夫と私が結婚するまではそれぞれ
夫はゴーヤにはなじみがなく
私にはあさつきの根やエシャロットはなじみがなく、
それぞれ暮らしてきたわけで
こういうところで世界が広がるのが
結婚したことのよいところかしら、なんて思いました。
夫が「マツケンサンバ?」のCDを買ってきた。
そのCDの内容自体の感想は、また別の日に書くとして。

掲題の「新宿コマ劇場」にて今秋公演される
「暴れん坊将軍/マツケンサンバ」の公演チラシ?が
封入されていました。
話のネタに行く人いそうですよね。

新宿コマ劇場・・・・。
なかなかディープな場所です。場所は歌舞伎町のどまんなか。
女の子が一人で夜歩くのはちときつい立地。

そんなコマ劇場に私は何度か行ったことがあります。

一つは北島三郎の公演
もう一つは宝塚OG&現役混成チームの「シンデレラ」

北島三郎公演は母親の付き合いで行きました。
山本譲二とか歌手の小金沢君とかが出てた気がします。
もう10数年以上も前のこと。
芝居の演目は森の石松かなんかだったと思います。
「思います」っていうのは、私芝居の時は寝てしまったんで
よく覚えてないんです。
ゴメンナサイ、北島ファミリーの皆さん。m(__)m

で、ショーの方は覚えてます。
与作とか、函館の女(すし太郎の歌ね)とか歌ってました。
で、ラストは「祭」って曲です。
「祭りだ祭りだ」っていうサブちゃんの曲は結構有名ですよね。
サブちゃんは舞台上で首とか脚?とか動いて、目や角が赤や緑に光る
大きな龍の頭の上にのり「祭りだ祭りだ」って唄ってました。
舞台は出演者総出、もの凄い量の紙ふぶきは舞うわ、
でもう、なんかすごかったです。

それ以降、私の中で「コマ劇場=あのものすごいドラゴン」の
イメージがついてしまってました。

時は流れ、「シンデレラ」の公演が発表されました。
これの王子様役で樹里さんが出たのです。
観に行かないわけは行きません。

が、ふと思いました。
「コマ劇場=あのものすごいドラゴン」

そして、ちょうどネットで見た情報で
「王子様役はモーツァルトのヅラを被る」
「王子様役の衣装は宮廷服(ニッカボッカみたいな中途半端なズボン)」

その二つが融合して私の脳内では
「モーツァルトヅラに宮廷服の樹里さんが
あのものすごいドラゴンの頭の上で
凄い量の紙ふぶきが舞う中、シンデレラへの愛を唄う」
の図が完成してしまっていました。

ええええええっ、まじで????
それってどーなの?

でもまぁ、本人納得して仕事してるんだろうし
観に行くのがファンだと思い直して
チケットを取りました。

そして観に行く前日にたまたま母と話す機会があり
「コマ劇場に宝塚観に行くの、あの凄いドラゴン見に」
といったら、母が
「あのドラゴンはサブちゃんの持ち物だから、宝塚には貸さないとおもうけどなー」

そうなんだー。
とりあえず、ドラゴンはないんだー、ほっ。
モーツァルトと宮廷服と紙ふぶきは、まぁ、わかんないけど・・・

そして幕が開けたシンデレラ。

王子様の髪の毛は地毛。
服は普通の宝塚みたいな軍服系王子服。ズボンはちゃんと下まで。
紙ふぶきなんてなし。
シンデレラの遠野嬢は可愛らしく、
王子様の樹里氏は夢々しい王子様で
その他OGの皆様(私全然知らない人たちだけど)も
大変に芸達者な皆様で、大変よろしい公演でした。
ビデオ出てないのが残念です。

あー、よかった、と納得して家路につきました。

そんな思い出の場所です、新宿コマ劇場。

あと、全然関係ないですが、
マツケンサンバのおまけDVDにはPVが入ってるんですが
花組で「エリザベート」をやった大鳥嬢が
嬉々としてマツケンの隣で踊ってました。
今度宝塚でもエリザベートやるんですよね?
誰がやるんでしょうね〜

限定モノ。

2004年8月6日 育児
きょう、おむつを買いに行った。
息子には、テープ型はG、パンツ型はMというおむつを使っている。
おむつと一口に言っても、その子その子に
あうあわないがあるのだ。
で、店先に並ぶおむつ。
GはまだあるからMを買おう、として、目が止まる。

Mのパンツ型の男の子用Lサイズは1480円
Mのパンツ型の女の子用Lサイズは1280円

えーなんで?と思ってよく見た。

男の子用は、普段おむつにプリントされてるプーさんではなく
限定版のTOYSTORY柄がプリントされてるみずいろおむつ。
女の子用は普段のプーさん柄のピンクのおむつ。
さらにとなりにはディズニープリンセス柄のピンクの女の子用が
1480円で売られていた。

えー、なんでー、別におむつの柄なんて熊でも人形でも
ぶっちゃけ「まえ」って書いておいてくれれば無地でも
何でもいいのにー。
安い女の子用買っちゃおうかなー。

うーん、うーん、うーん。

ベビーカーに乗っている息子とピンクのオムツを
交互に見る。

でもうちの息子はゴンタ顔だからピンク色のおむつは
似合わないしなー。

うーん、うーん、うーん。

駄目だ、この子にピンクのおむつは似合わない。
限定版を買って帰ろう・・・・

なんか、限定モノにしてやられた気分・・・

っていうか、もう一度書くけど
オムツの柄なんて人形でも熊でも鼠でも象でもウサギでも
なんでもいいのにーーーーっ。
夫がまたしても出張で家をあけたため
チビちゃんの相手でいっぱいいっぱいの今日この頃、
ああ、ここ書かなきゃなぁ、とは思っていたんですが
ついついついつい・・・
いやまったく個人でwebサイト持ってる人とかって偉いよなぁ。

で、今日はチビちゃんの相手を頑張ってたくさん遊んだので
チビちゃんがぐーすか寝てくれた。
よってPCの前にどかっと座ってるわけです。
一人ネットのお供はお酒。
断乳してからというもの、お酒が飲めるようになって
嬉しかったりして。

今日のお供はカルアミルク。
コーヒーリキュールを牛乳で適当な比率で割って
ぐびっっっと。
あーおいし。
しかし、私はこのカルアミルクに苦い思い出があったりして。

それは何年も前、私がまだ10代だった頃の話。
(時効話ってことでスルーしてください)

その頃は所謂バンドブームが絶頂の頃でした。
私はとあるインディーズバンドのライブに出かけました。
ライブハウスで知り合った子達とライブハウスで
もみくちゃになり、「あーたのしかった」と
帰ろうとしたら、そのインディーズバンドの人から
「ねー、今から打ち上げなんだけど一緒に飲みに行かない?」と
誘われました。
我が家は超放任主義で娘が帰ってこなくても
あまり気にしない家庭だったので、迷わず「行きます〜」と答えました。
何人かの子は帰り、結局女の子は20人くらいかな?
それとバンドの人とローディーの人と、そのバンドは
メジャーデビューの契約をしてたんでそこの事務所の人
で結構大所帯でとあるチェーン系居酒屋に行きました。

「女の子たち、今日はおごりだから好きなの飲んでいいよ」と
言われ、メニューを見たら「カルアミルク」がありました。
当時は花も恥らう(笑)10代だったんで、甘くないお酒は
苦手だったんですね。
なんで、すぐにカルアミルクを飲むことにしました。
来ていた女の子たちのうち、私みたいな考えの子は
結構いて、半分くらいはカルアミルクを頼んでました。
残りの半分くらいはお姉さまな人たちで
ウイスキーだのビールだの頼んでました。

そのバンドの人やら、他の女の子たちやら
色々な人たちと色々な話をして、
お開きの時間となりました。時間は夜中の1時。
電車走ってません。しかも10代なんでタクシー代持ってません。

「どうしよう・・・・・・・」

そんなとき、そのバンドの人が言いました。
「ごめん、次は小さいとこいくから、さっきカルアミルク
 頼んだ子達はここでバイバイね」

はぁ?
この時間にどうしろっつーのさ(怒)
(自分の思慮のなさはこの時点で棚に上げてます)

で、あっという間にお姉さま方を連れた皆さんは消え
そこに残ったのは私と同じくらいの年齢の
カルアミルク組。

しかたないので、カルアミルク組はとぼとぼ歩いて
終夜営業のロイホで朝まで過ごしましたとさ。
コーヒー一杯で。
よく未成年女子一団が警察に補導されなかったもんだ。
いい時代でした。

後から聞いた話だと
「カルアミルク頼む=お子ちゃま達=一緒につれてるとやばくね?」
という話になり、さよならされたんですね。
だったら誘うなよ!!
(そのまえについていくなよ、という話も)
つーか、お姉さま組だって私らと対して年齢変わんなかったんだけど?
でもまー、お子ちゃまはお子ちゃまなんでね、はい。

で、それからというものちょっとトラウマになり
カルアミルクは飲めませんでした。
大学に入り、別のチェーン系居酒屋で「リラクザー」なる
飲み物を頼んで、運ばれてきたのがカルアミルクだったんで
仕方なく飲むまでは。
ま、一回飲んじゃうとどうってことなかったんですが。

カルアミルク、甘くてちょっぴり苦い思い出だわ。
(っていうかそのまえに法律は?)
宝塚のCSにて放送された
「スター・ロングインタビュー/樹里咲穂」をようやく見ました。
HDDにとってたんですが、なんか見る暇なくて
今日、息子・ひよすけが寝ている間にようやく見たんです。

ほーっそうかそうか、と見ていたんですが
外部出演の話になって、宝塚と外部(この言い方なんだかな)の
違いについて話していました。

要約としては、
宝塚は演出家が先生・役者が生徒であり、先生の導くように舞台を作るが
外部は演出家と役者が対等に話し合いながら
役者は自分ができることをアピールしながら舞台を作る、ということを
言ってました。

私は、前にも書きましたが、彼女のベストは
堂本光一主演「SHOCK」のサキホさんだと思っています。
宝塚の人なのに。
(もちろんこう思ってる人は、彼女のファンの中ではほとんどいない
 ということも承知しています。あくまで「私は」です。)
「SHOCK」の演出家は「You、踊っちゃいなYO」で
有名なジャニー喜多川氏です。
私は今まで、宝塚の演出家はなぜジャニー氏よりも
樹里さんの力を引き出せないのだろう、と常々思っていました。
ジャニー氏は「SHOCK」に出るまでは
樹里さんのことは知らなかったはずなのに、何で
何年も樹里さんのことを見ているはずの宝塚の演出家諸氏は
はじめまして状態のジャニー氏より
樹里さんのことをわからないのだろう、と。

しかし、この放送をみて、目からうろこ落ちました。
私の考えが間違ってたんですね。

いくらジャニー氏でも、まぁ、事前にPVくらいは見たろうが
まったく知らない人と言ってもいい人のことの
売りを的確に見極めることなどできる訳ないのです。
「SHOCK」は、樹里さんはジャニー氏に
「私はこれこれこういうことが出来ます、これはこうしたいです」と
自分の「できること」「やりたいこと」を主張したんだと思います。
私は男役も女役もできる、歌もこういうのが得意だ、
ダンスもこういうのを踊ることができる、
衣装は背中開いてるドレスでもかまわない、とか。
で、ジャニー氏も
「Youがこれ出来るなら、これもあれもやってNE」と
言う風な感じであのサキホさんが作られていったのね、と。

ジャニー氏の場合、対自分の事務所の人(特にJr)では
宝塚の演出家のように「先生」になるんだと思います。
ただ、よその人には対等に接するのだなと思ったんですね。

翻って宝塚の場合は、演出家が「先生」、役者が「生徒」。
これって「外部」(・・・)よりも、舞台の出来について
演出家に掛かる比重というか責任がより高いですよね。
だからこそ「先生」と呼ばれるわけだし。
私はあまり宝塚に詳しくはありませんが、
番組での樹里さんの話し振りから判断すると、
宝塚の舞台は、演出家に対して役者が意見する、ということが
他の舞台に比較して少ない、もしくはありえない、と
いうことだと感じました。

それが良いか悪いかは私にはよくわかりません。
そういうシステムで90年やってきたんだし、
いまさらシステムを変えることはないだろうし。

が、今日は目からうろこ落ちたなぁ。うん。
そういうことだったのねぇ。
アクセス元表示を見ると、やっぱり季節ものか
宝塚関係でここに来られた方が多いのですが
その次に多いキーワードが「断乳」。
の割に全然断乳の話を書いてない、ということで
1年6ヶ月に及んだ授乳と、それを断ち切った断乳の話を
総括がてら書きます。

私が出産した産院は、所謂普通の個人産院でした。
とりたてて新しい設備を取り入れているわけでもなく
かといって設備に不足があるわけでもなく、
ご飯も、よその産院のように豪華なディナーが出るわけでもなく
ごく普通の食事を淡々と出してくれ、
よその産院のように脚ツボマッサージやらなにやらしてくれる
わけでもないが、おっぱいマッサージはしてくれる、
もう、ありとあらゆる意味でごく普通の産院でした。
ただし、「お産は病気じゃありません」のスローガンのもと
産後3日目より母子同室のスパルタぶり。
(ただし預けるのはOKだけど基本的にお母さんが面倒見る)
そして百戦錬磨の助産師さんたちが、
「あかちゃんのお世話」のイロハを叩き込んでくれました。
ま、退院してからはお母さんが面倒見るわけなので
このシステムは、今思えば理に叶ってるかなとは思いますが。

そんななか、オムツ替えもお風呂も鼻掃除もクリアした私が
躓いたのは授乳。
出産前の母親教室で指導された
「乳首の手入れとおっぱいマッサージ」を
サボってたせいか、母乳がなかなか出てこなかったのです。
「とにかくくわえさせなさい」の指導のもと
自分の入院している部屋ではほとんどどちらかのおっぱい出して
生まれたばかりの息子にくわえさせてました。その甲斐合ってか、
なんとか完全母乳でいけるまでになりました。

ところが生後3ヶ月すると息子の顔がぐちゃぐちゃに
なってきました。食物アレルギーが現われてきたんですね。
息子は私の母乳で生きていたので、私が卵と牛乳を
食べるとその成分が母乳に混じり反応するっという
仕組みだったのです。
医師の指導により、私は卵・牛乳・乳製品断ちを
することになりました。
一見簡単そうなこの食生活、実はとっても大変です。
ハム、食べられません。(卵白成分・乳成分が入ってます)
いくら、食べられません。(魚「卵」も「卵」に入ってます)
ポテトチップ、食べられません。(ものによりますが乳成分入ってます)
ハンバーグ、食べられません。(つなぎの卵もアウトです)
天ぷら・コロッケ、食べられません。(衣の卵もアウトです)
その他、NG食品の多いこと多いこと。
最初のうちは泣きそうになりながら、夫を巻き込み、
「卵・牛乳・乳製品断ち」を始めました。
食卓が「昭和30年代の日本」の食卓っぽくなりました。
でも、なれればまぁ、気にはならなくなりましたが。
息子は、母親がそんな苦労をしてるのはまったく知らずに
朗らかにおっぱい大好きっ子に育ちました。
夜寝るときは、おっぱいくわえないと寝ないほどに。

そのうち、離乳食を始める時期になりましたが、
息子はおっぱいが大好きで、なかなか離乳食を食べませんでした。
そのとき、断乳を考えたのですが、
「アレルギーの子はできるだけ母乳を辞めるのを遅らせて」
という医師の指導により、断念。
標準より小さいからだを気にしながらも
離乳食を食べさせ、母乳を与える日々でした。

そして1才過ぎ、だんだん大人と同様の食事になりましたが
一向に体重が増えません。
息子は相変わらずおっぱい大好きで、小食だったからです。
このころになるとアレルギーは落ち着き、
直接卵・牛乳を取らなければ、まぁ、大丈夫になりました。
なんで、私も少しずつ、それらの食品を食べるようになりました。
アレルギーが落ち着いているので、
息子にも色々な食品を注意して与えてはみたのですが
やっぱり小食は直りません。
そんなこんなしている間に1才6ヶ月検診がやってきました。
予想通り「小さいですね」の一言が。
息子の場合は持病持ちなので、ある程度は仕方ないのですが
身長は普通なのに体重が少なくて結果的に「やせぎみ」の
判定を下されました。検診の医師には
「まあ、母乳は止めて食事だけで栄養をとるようにね」
といわれました。

そして夫と相談し、断乳することにしました。
そして夫に預け、私は宝塚へと旅行に。
夫は自分の実家で頑張って息子の面倒を見てくれました。
夫に聞くと、私がいなくなった1日目の夜は
なんと完徹で泣きつづけたとか。
明け方、泣きつかれて寝たんだそうです。
おつかれさまです>夫

で、数日後、私が帰ってきました。
息子は寝起きでした。
多分、このころの息子の思考は
「母親=おっぱい」というものだったのだと思います。
寝起きで感情が不安定だったのかもしれません。
私をみるなり私のTシャツをめくりました。
私は自分のおっぱいを見せました。
その瞬間、息子はこの世の終わりのように泣き崩れました。
私のおっぱいには大きなばんそうこうが貼ってあって
いつも自分が吸い付いていたところがなくなっていたからです。
(よくありがちな、おっぱいにアンパンマンの顔を食紅で描く、は
なんか嫌だったのでやらなかった)
おいおいおいおい泣きつづける息子。
そんなにショックなのかと動揺した私。

母乳を与えないということは、今まで息子と私が
繋がっていた一つの絆が断ち切られた気が、
息子と私は感じたんだと思います。

が、所詮は1歳児。
おっぱいのことは次の日にはさくっと忘れ(多分)
もりもりご飯を食べるようになりました。
ほんと、びっくりするくらい。
体重もなんとか平均ラインに食い込み、一安心。

最近は「卒乳」といって、本人と相談して辞める、
というやり方が一般的なようですが、
私と息子の場合は無理やり辞める「断乳」でした。
でも、おわりよければ全てよし、になって
良かったと思います。

しかし、私は息子に許可なく
息子が私のおっぱいに吸い付いている姿を
携帯ムービーに録画しておきました。
将来、息子がぐれたり生意気な口を叩いたら
それをみせてやろうかな、なんて思います(逆効果?)。
私は初心者ママである。
だから、子供が病気をしたりするとどきどきして
どうしていいのか困ってしまう。

私は、第二時ベビーブーマー、マニュアル世代である。
マニュアルどおりに物が進まないといらいらする。
マニュアルどおりなら安心安心。

私は、夫と私と息子の三人家族。
実母は同じ県内だが電車で一時間程度かかる場所に住んでいる。
とても困ったときには心の中で手を合わせて頼るが
ちょっと困ったときには頼りがたい位置。
しかも、私と弟を育てたのはもうン十年前、
「そんなのわすれちゃったよ」の一言で返されるときもある。

私はそんな時、ネットに頼る。
キーボードでかちゃかちゃかちゃ、はあはあそうか、ふうむふむ。
で、納得して息子と対峙する。

世の中の子育てしている親は私と同じ考えの人が多いのか
育児サイトは大賑わい。
某巨大掲示板の育児板もいつもにぎわっている。
私が頼りにするのはここが多い。
ここのひそかな名スレで
小児科医(自称)が疑問に答えるスレっていうのがある。
ほんとのお医者かどうかはわからないけど
相談者が病気のことについて質問を書き込むと
しばらくして答えてくれるっていう人がいて
結構みんなチェックしてる。
もちろん、回答者は自分では医者だと言っているが
あくまで回答を信じる信じないは自己責任である。

私は実はここに質問したことがある。
息子の食物アレルギーが酷いとき
ちょうど近所のお医者にDPTの予防接種に行った。
もともと息子は隣市の大きな病院に
生後一週間で発覚した病気のため定期的に通院していて
とある大学病院から月一回来ているその病気の
専門の先生に診て貰っていた。
そのついでに、食物アレルギーである、ということが
発覚したのだが、その先生は月一回しかこないし
アレルギーは専門じゃないってことで
「近所の小児科に見せなさい」と軽くあしらわれ途方にくれていた。
で、ちょうど時期的にDPTを接種する時期になったので
とりあえず、その病院に行ったのだ。
その先生は、宝塚のファントムよりも酷い顔をしている息子を見て
「こりゃひどいね、薬をあげようね。」と
3種類の薬をくれた。
その先生いわく、国立小児病院でアレルギーの
研修をしたこともある、とかいってたので
ま、一応信用してみた。
くれたのは、ザジデンDS、ぺリアクチン、あと名前忘れたけど
抗アレルギー剤の3種類。
が、あんまり息子には効かない。
2週間後息子をみせに行ったところ、
「ザジデンはあわないのかもね」ということで
セルテクトDSに薬が変更になった。
この薬は息子にはあっていたらしく、症状が落ち着いてきたのだが
今度は息子が眠ってばかりいる。
一時は19時間ぐらい寝ていた。
赤ん坊なんでそんなものかな、とも思ったが
ちょっとおかしいんじゃないの?とおもって恐る恐るそのスレで
「これこれこういう薬をもらったんですが寝てばかりなんです」と
あほみたいな質問をした。
私は回答を待ってみた。
数時間後回答が書き込まれていた。
「その種類の薬を3種類も一度に出す処方など聞いたことがありません
その病院は変えたほうがいいでしょう」
もともと、そこの先生に腑に落ちないものを感じていた私。
だってオムツかぶれにステロイド剤を処方してくれたりするんだもの。
で、ネット上の回答の方を信用した私は
DPTの接種を3回終わった後、新しく出来た病院に転院した。
そこの先生はセルテクトDSと体質改善の漢方薬を
処方してくれた。
息子は眠りこけるわけでもなく、
アレルギーからのかゆみに顔をかきむしるでもなく
症状も落ち着き、バンバンザイとなった。

我が家の場合は、結果的にネット社会の恩恵を受けたわけだが
こういうのって自分で判断できる範囲内で
利用するに限るよなぁとも思った。
ネット上より、目の前の現実が大事だとも思ったし。
ただ、ネット上には専門家がたくさんいるので
自分で判断する際に賢く利用しましょうということだと。

育児関係に限らず、いろいろな情報がネットには溢れている。
それを使いこなす上で、それに飲み込まれたり
必要以上に影響されたり、そういうのはよくないな、と。

新しく通っている病院の先生いわく
「最近はお母さん方がなんでそんなことまで知ってるんだ?って
ことまで突っ込んで聞いてこられるので、
こちらも勉強が欠かせません」とのことだが
ネット上の知識はあくまで判断の補完材料でしかないのに
「どうしてうちの子には●◎の薬を処方してくれないんですか」的な
質問をしてしまってお医者を困らせちゃ駄目だよね。
息子が最初かかってお医者のように
明らかになんだかな、なお医者ならともかく。

あと、宝塚関係も、ネット上はなんだかすごいことになってるけど
自分で目で見たものを信用したほうがいいと思うのに、と
万年宝塚初心者の立ち位置が非常に快い人間としては思う。
この点については、今夏休みだからかもしれないけど
なんだかものすごいことになってるので
気が向いたら書いて見たい。

ま、とにかくも、ネット上の意見は
自己責任で利用しましょうね、ということで。

小指。

2004年7月27日 育児
息子が絵本をめくる。
その手を見て、今日始めて発見した。

「こいつ、小指たててる・・・・・・」

直すなら今のうちだろうか。
まさか、そっちの気が・・・いや、まさか、うん。

小指をなにげなーくもとにもどしてみた。

ぴん。

だめだ、また小指立ててる。

ま、まだ一歳だから、いいかなぁ・・・
最近、マイプロフィールにこことリンクさせたのだが
そのなかに「ドリーム」という項目があります。
ぱっと思いつかなくてそのままにしていたのだが
改めて「ドリーム」といわれたらなんだろう、と考えました。

現実的には「宝くじ一等3億円があたる」こととか?
それってどうなの?(思考停止)

で、もう少し実現不可能っぽいことを考えました。

よく、宝塚のファンサイトとかいくと
「妄想配役コーナー」なるものがあります。
ま、簡単にいうと
「花組の春野寿美礼さんに『うたかたの恋』のルドルフやってほしいの」とか
「雪組の朝海ひかるさんに『ベルサイユのばら』のオスカルやってほしいの」とか
ファンが夢見る、タカラジェンヌさんの姿を披露しましょうコーナーです。
私は樹里咲穂さんファンですが、実のところあんまり宝塚に
詳しくはありません。
だから、「〜の役をやってほしいの」というドリームはないです。

が。
「役」ではなくて「やってほしいこと」という風に範囲を広げると
ドリームが広がります。
今まで、誰にも言えなかったことをここで書きましょう。それは
「宝塚歌劇団専科の樹里咲穂さんに三柴理さんのプロデュースで
 CDデビューしてほしいの。収録曲は、オリジナルはもちろんだけど
 筋肉少女帯の『これでいいのだ』と『サンフランシスコ』と
 『キノコパワー』と空手バカボンの『中央線ヤクザブルース』の
 カバーをしてほしいの〜」

あーあ、書いちゃった(半笑)

三柴理さんについては、私は旧名の三柴江戸蔵、通称エディの方が
言いやすいので以下エディとします。
エディは筋少のメンバーでしたが、メジャーデビュー2作目の
「シスターストロベリー」を最後に脱退しました。
現在は、筋少を脱退した大槻ケンヂ(以下オーケンとします)と
ともに「特撮」なるバンドを組んでるらしいです。
らしいですっていうのは、あんまりきちんとフォローしてないんで
間違ってたらゴメンナサイってことで。
エディはピアノ・キーボードを担当してましたが、
バンドブーム前夜のロックバンドにはおよそ似つかわしくなかった
超絶テクニックの持ち主です。
また、そのアレンジセンスは卓抜したものがあります。
あの超絶テク&アレンジセンスで、樹里さんの歌の魅力を
引き出してほしいのーってことです。

収録して欲しいカバー希望曲については
「これ絶対樹里さんに歌って欲しいー」と思っている
ものをあげました。
筋少(空バカもだけど)といえばオーケンの
歌唱メソッドをおよそ無視した歌でご記憶の方が
ほとんどだと思いますが、意外や意外
曲自体はドラマティックでメロディアスな曲もあるのです。
この辺はオーケンの鼻歌をドラマティックでメロディアスな
楽曲にアレンジするエディ他楽器隊の才能によるものか
単にオーケンが音●なのか、非常に難しいのですが。
空バカの「中央線ヤクザブルース」については
エディはまったくかかわってませんが、これは
私が個人的に名曲だと思ってるのでいれました。
筋少だったらなんでもいいわけでないです。
別に「日本の米」とか「釈迦」とかを
歌って欲しいわけではないんです(ちょっとききたいけど)

特に歌って欲しいのは「中央線ヤクザブルース」。
これはどんな曲かというと私的には
「『アンダルシアに憧れて』の現代日本小チンピラバージョン」。
アンダルシアに憧れて、という有名な曲がありますよね。
あれは舞台はスペインで、主人公はボスに信頼されてるギャング、
恋人は地下の酒場で踊ってる美女、仲間のしくじりを
尻拭いに行ったが、返り討ちにあってしまった、というような曲です。
対して、「中央線ヤクザブルース」は舞台は日本(中央線沿線)、
主人公は東京に憧れて田舎から出てきたのに何故か暴力団の鉄砲玉に
なりゆきでなってしまった青年、それが命令されて
カチコミにいくことになってしまった(無論命の保証なし)、という曲です。
恋「人」はいませんが、恋しい相手はあります。
コインランドリーの乾燥機タマエです(名前は主人公が勝手につけた)。
カチコミにいくことになった主人公は、最後にタマエに会いに行きます。
そして、曲中の語りで主人公はタマエに向かって語りかけます。
「いつもタマエはオレのパンツを乾かしてくれた。(中略)
カランコロン、カランコロン、ああ、まるで泣いているようじゃないか」
そしてオーケンの素っ頓狂な歌が入ります。
「僕は死ぬよタマエ、天国で待っているよ、
 僕は死ぬよタマエ、天国でまっていーるーよーーーん
 おーーーんおーーーーんおーーーーんおよよよよーーーん」

この曲は、空手バカボン名義でナゴムレコードから出た曲です。
ナゴムはインディーズなんで、曲はエレクトーンが伴奏、
たしか、語りはすっかり舞台人になっちゃった
ケラリーノ・サンドロビッチが担当してます。
空バカの曲は結構筋少でカバーしてると思うんですが
この曲はカバーしてません(はず)。
なので、エディにものすごい超絶的にプログレプログレした
エディエディしたアレンジをがっつりごってりしてもらって、
歌も語りも樹里さんにやってもらい、オーケンのごまかしとしか考えられない
「およよよよーーーーーーん」も、ちゃんとしっかり
あのよく伸びる声で歌いなおしてもらいたいのです。
樹里さんは、情けないチンピラ系の役は天下一品との
お墨付きをもらったことのあるタカラジェンヌ、
絶対ばっちりはまるとおもうんだけどなーー。

後の筋少からの3曲もドラマティックでメロディアスな曲です。
もう太鼓判押せるくらい。

あーあ、書いちゃった(半笑)

あと、どーしても「役」っていうのなら、これも筋少になるけど
「元祖 高木ブー伝説」のPVで
オーケンがやってた隻眼のサーカス団の団長(鞭持ってる)は
やってほしいかも、と思います。
ここに迷い込んじゃった良い子の宝塚ファンの方に
説明するとするならば、ちょっと前の宝塚のショーで
「パッサージュ」というショーがありましたが、
あれのなかのサーカス団がでてくる場面みたいな
イメージのPVでした。
パッサージュを見たときに「これって高木ブーのPVに似てる」と思った
おそらく唯一の人間である私としては、あのPVを
宝塚の人でみたいなーって思うのです。
オーケンの役は樹里さんなら、その鞭で叩かれる(設定の)
可憐で華奢なカナリアみたいな女の子が必要ですが
あんまり娘役さん詳しくないんでどなたか適当に。
別に男役にも詳しくないんだけど。

まさに「ドリーム」というより
0.00000000000001パーセントの可能性もないドリー無(理)。
ぼくのままはあーにゃんといいます。
ぼくのいちにちは、ままをおこすことからはじまります。

ままはぼくのとなりにねています。
ままはおねぼうさんだから、たいあたりしておこすんだ。
えいっっやぁっっっ
「んぁーー、まだ朝の5時半じゃないーー」
なにいってるんだよまま、もうおひさまがのぼってきてるじゃないか。
ままはねおきがわるいんだ。
けってやる。えいえいっっ。
「いたいーー、わかった起きるから、もう」
あー、やっとおきた。
「はいはい、麦茶飲みたいのね、どうぞ」
そうそう、ままはよくわかってる。おきたらのどがかわいてるからね。

そしてままはぼくのおむつをかえてくれるんだ。
ままにおむつをとってあげたよ。みずいろのおむつ。
「パンツ型は高いからテープ式ね」
えーっ、せっかくとってあげたのに、ちがうおむつなの?
ま、いいけどさ。ねがえりしてやるー。
「こらー、寝返ったらおむつ替えられないでしょ、はいおもちゃ」
ままはぼくにおてだまをおしつけてきた。
おてだまだー、ふりふりふり。あ、おむつかえがおわった。
ねがえりだーーっ
「こーら、まだズボンはいてないでしょー」
いいじゃんか、なつなんだからおむついっちょでさー、ぶーーっ

「はい、ひーちゃんご飯よ」
ままぁ、あさからみーとそーすのぺんねっててぬきじゃない?
「ひーちゃんアンパンマンミートソースすきだもんね」
そりゃすきだけどさー。
さんぷんでゆであがるぺんねっててぬきじゃないってききたいんだけど。
ま、いいか、もぐもぐもぐ。

ままがせんたくものをほしている。
ままにせんたくものをとってあげよう。
せんたくかごはぼくのおきにいりのおもちゃで
せんたくものをはこぶときだけままにかしてあげてるんだよ。
はい、どうぞ。
「あらー、ひーちゃんお手伝いしてくれるのー、いい子ねー」
ままがあたまなでなでしてくれる。
そんなひまがあったらさっさとそのかごあけてよー、ぼくがあそぶんだからー。

ままがしかくいはこのまえでぱちぱちしてる。
あれやりはじめるとままはぼくをほっとくんだ。
じゃましてやるーーー
「あー、もう、わかった、だっこね?」
だっこじゃなくて、ぼくとあそんでほしいんだよーー。

でもいえのなかにいるのあきたな。
げんかんからぼくのさんだるをままにわたそう。
さんだるをはいたら、ぼくはおそとにいけるんだよ。
はい、まま、さんだるだよ。
「この暑いのに外行くのー?」
うん。ぼうしもままにわたそう。
ぼうしをかぶるとおそとにいけるんだ。
「あー、もう、あついのにー。スーパー行くか」

ぼくはべびーかーにのって、すーぱーにいく。
ままがべびーかーをおしてくれてる。
ままがおひるごはんなににするかなやんでる。
ぼくはせきはんがすきなんだけどなー。
あ、せきはんをままがとってくれた。やったー。

ままはすーぱーでかごのものをふくろにいれて
おうちにかえるんだ。
でもきょうはあついなーーっ
・・・・ねむい・・おひるねのじかんだ・・・ねちゃえ
「あー、ひーちゃんねてるわ、まだ11時なのに」

・・・・・んーっ・・はっ、ここはどこだ?
おうちのおふとんのうえだ。
ぼくかねてるあいだにいどうしたんだね。
ままは?あれ?ままはいないよ?
わーーーっままっままっままっままっーーー
うぎゃーーっえーんえーんないてやるぞーーーっ
「あー、ひーちゃんおきたのねぇちょっとしか昼寝しなかったわね」
あーっままがいた、ままっままっだっこーーーっ
「はいはい麦茶ねー」
ごくごくごく、あー、ねおきのむぎちゃさいこう。
でもだっこしてーーっ

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

てなかんじで今日の一日をかこうとしましたが
あまりに長くなりそうなので割愛します。

そして、ひーちゃんことひよすけこと息子は
いますやすやと寝ています。
どんな夢をみていることやら。

そして、息子よ、頼む。
せめて朝は7時まで寝かせてくれないか?
ママはママなりの事情があるんだよ。
君が寝ている間にね。
今日も今日とて暑いです。
けど、だんだん慣れてきました。
そして、この暑さを私は昔体験してたことを思い出しました。
「思春期の体験」。

っても、バイトの話なんですけどね。
私、高1から6年間、ホルモン焼き屋でバイトしてました。
卓上七輪で焼くスタイルの店なんですが、
店を片付けるときに「網焼き」という作業がありました。
使った七輪の網を、厨房のコンロで焼くのです。
で、そこの店の厨房は空調は扇風機のみだったので
夏は40℃は軽くオーバーしてましたね。
丁度今年の夏みたいなもんです。

そして、このホルモン焼き屋は、とっぽい人たちの
集合体でした。
高1の時は、「お姉ちゃん、締めて」と顔の前で指でばってん
つくるお客さんに言われ「?」という顔をしていた私も、
最後の方は、無銭飲食で逃げようとするおっちゃんを
追いかけるまでに強くなりました。
で、そこは圧倒的にとっぽい兄さんたちばかりが働いていて
女の子はごくごく少数しかいなく、必然的に
みんな女の子たちもとっぽくなっていきました。
とっぽい兄さんたちは、働いてる私らを
女の子扱いはしてくれなく、平等に鍛えてくれました。
とっぽい兄さんたちは、どんどんとっぽくなっていく
私らを見て「なよなよした男よりお前らの方が使える」と
誉めてくれたものでした。
それは誉め言葉なのか、今となっては非常に微妙ですが。
おかげで、私は「女の子扱い」されることに
違和感を覚える人に育ってしまいました。

大学を卒業してすぐに入社した会社は
「男子=総合職、女子=一般職」な会社だったのですが
私は配属された先が、たまたま
「男も女も関係なくやれることはみなやってもらう」
方針の上司がいたため、普通に同期の男の子と
同じ仕事してました。
転職した先も、男女の区別なく日付変わるまで
残業したりする会社でしたが
思春期の体験のおかげでけっこうすんなりそれは受け入れました。

男女雇用機会均等法のこの時代でも
どうしても男女の格差を感じるとこはあり。
でもこの思春期の経験のおかげで、必要以上に
そういうものに対しては憤りを感じるのです。

思春期時代は人格を決定付ける
体験をいっぱいしてしまったので
いまさら後戻りはできませんが、
これからどうしよう・・・・

っていうか、ぶっちゃけ、専業主婦に飽きてきたって言うか・・・

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