開放感。

2004年7月4日 日々の生活
夫が出張から帰ってきた。
でもまた来週出張らしい・・・・

で、最近子供と二人きりが多いので
「一人でご飯食べに行っておいで」と言ってくれた。
なので、出産前に行ったっきりの
お気に入りのラーメン屋に行ってきた。
そのラーメン屋は、麺が卵麺なので、卵アレルギーッ子に
母乳をあげていた私はずっと食べることが出来なかったのだ。
しかし、断乳も完了した今、ようやくようやく食べにいけたのだ。

もーっ、凄い開放感感じた!!

やっぱり私あんまり母性がないのかよくわからないが
どうしても一人になりたいときが周期的に訪れる。
一日中、息子と二人きりは精神的にきつい、と思ってしまう自分がいるのだ。
別に虐待とかネグレクトとかそういう深刻な話ではなく。
息子は可愛いですよ。世界で一番(超親ばか)。
でも、それとは別に、私はきっと一人が好きなのだと思う。
「一人きり」を渇望すると息子にもやさしくなれない気がしてきて
余計に、空回りしてしまったりするのだ。
今回も、そういう状態になりかけてる私を
夫が察知してくれたのだ(ありがたや)

一人でまったりラーメンすする幸せ。
ついでにねぎめしも頼んじゃったりして。
ビール飲もうかな・・でもただの缶ビールが350円か、やめた、とか、
そんなくだらないことまったり考えたりして。
「納豆が食べたいの?麦茶飲みたいの?」なんて気をもむ必要なし。
「今ごばん食べたから、野菜食べさせなくちゃ」なんて考える必要もなし。
(息子は白飯大好きっ子・野菜大嫌いっ子なんですよ(涙)

アーッ幸せっ!! ありがとう、夫!!!

たまにこういう息抜きがあると、終わりなき育児の日々のよきインターバル
(っつーほどおおげさなもんでもないが)になっていいです。

今度はどこに食べにいこうかな?
って何時の話になることやら。
私は涙もろくなってしまいました。
最近、わけもなくなみだがぽろぽろ出てきて困ります。

最近、自分でもおかしかったのは、あるイラストを見て、でした。
エリザベート、というミュージカルがあるのですが、
その登場人物でフランツとルドルフっていう親子が出てきます。
フランツはオーストリアの皇帝、ルドルフは父に背いて政治的に対立するのですが
そのイラストは生まれたばかりのルドルフと
ルドルフを抱いて微笑むフランツのイメージイラストだったんです。
「こんな時代もあったと思いたいですよね」
と言うコメントともにありました。

もう、私どうしたんだろっていうくらい、涙が出てきて困りました。

私は今まであまり泣かないほうだったんです。
父親が異常に涙もろく、反対に母親はめったなことでは涙しない人で、
私は母親似だとばかり思っていたんです。
でもどうやら、父親似だったらしいです。

父の涙もろさと言ったら、もう、大変です。
プロ野球を見ていて、ヒーローインタビューで泣きます。
箱根駅伝でもがんがん泣いてます。繰上げスタートなんてあったら大変です。
バレーボールでも、シンクロナイズドスイミングでも泣いてました。
極めつけは、ASAYANでモー娘。のオーディションをやってる
風景を見て、結果発表で泣いてました。
受かった子のコメントを見て泣き、落ちた子のコメントを見て泣き。
そんな父を、母は冷ややかな目で見詰めていました。
母の涙は、私は記憶にありません。
強いのか冷血なのか、よくわかりませんが。
でも、私は母親似とばかり思っていました。

これからは、父のようにタオルハンカチ2枚持ち歩かなくては。

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