ISBN:4484045141 大型本 阪急コミュニケーションズ 2004/11 ¥1,500

DVDを買わない代わりに、本を買いました。
箇条書きで感想など。

・轟さん、インタビュー記事で「ジュリ」って触れてくれてありがとうございますm(__)m
 ぶっちゃけ、会話とかあったのかなって心配してたんですよ(^^;)
・マツケンサンバ?の衣装に似てるのが揃ってしまう宝塚歌劇団ってすごいですよね。
・殿(轟さん)、殿の母上(松本さん)、お小姓2名(初風さんと樹里さん)、
 お局’s(専科のほかのみなさん)、腰元’s(音楽学校生のみなさん)と
 平和な江戸城のお殿様のお戯れっぽくてよかったんじゃないでしょうか。
・でも、話題性と宝塚の衣装をフル活用することを考えて、大奥とかやっちゃっても
 面白かったかも(無責任)
・競技関係では、スコート姿でたくましく走ってた男役さんがすごいなと思いました。
・あと、障害物競走は全員モジモジくんの全身タイツだったのは
 あれは関西のお約束かなんかですか?
・音楽学校生まで含めて全員に何らかの賞が与えられるのはらしいなと思いました。
・ファンの人がタカラジェンヌと二人三脚で走るって言う企画で
 「わーい当たった」と思って集合したら演出家と走ったって
 人は、いったいどんな気持ちだったんでしょう?
・といいつつ、万が一自分がそんな光栄に浴したとしたら
 「樹里さんをよろしくお願いします」とかわけわからんことを口走ってしまいそうで。
 まさか、そんな人はいなかったと思いますが。

で、一通り見終えて。
DVDは「私は」買わないで、こっちにしておいて正解だな。
と強く思いました。
これもファーストランを見ました。

宝塚大劇場内の「変身写真館」なる場所にて収録、ということで
オスカルとアントワネット×2な状態だったわけですが。

ま、扮装のことは、おいておきましょう・・・・・・・

あ、夢乃聖夏さんは普通に可愛かったですよ、はい。

さて、内容なんですが、樹里さんと立樹さん・真飛さんとは
ほとんど面識がなかったとのことなんですが、
それでも結構話が弾んでいたのは、学年が近いからですかね?
番組が始まるに当たっては「下級生をいじれることはできると思うので」という
樹里さんのコメントだったわけですが
あんまり下級生すぎるよりは、近い学年の人の方が
何気にうまくいくのかもしれないですよね。
とくにあそこみたいな上下関係が厳しい組織では。

立樹さんはひまわりみたいな方ですね。裏表なさそうな。
真飛さんは、兄貴なイメージがしました。
アントワネットも、兄貴な感じでした。
真飛さんの紹介したどら焼きおいしそうでした。
安蘭さんが紹介したドラ焼き?は関東では明治屋で売っているのですが
真飛さんの紹介したドラ焼きは、関東で売ってるんですかね?

あと、Ya-ya-yahの子どもたち(笑)が
樹里さんをニューハーフだと誤認識してた話は笑えました。
男が女の格好してるんじゃないから。女が男の格好してるんだから。
ま、当時彼らって小学生とかだから、仕方ないのか。
でも誰か教えといってやってくださいよ(笑)
今日、ちらっとスカイステージを見たら
これの記憶のコラージュのところがやってました。
なので、そこからラストまで見ました。

前にも書きましたが、私はこのショーのタイタニックタンゴが大好きです。
前にも書きましたが、宝塚はロックやヒップホップなんかには
手出ししなくていいのでタンゴで1本ショーを作って欲しいです。

んで、中日劇場は行った事がないんですが
大階段が中階段?くらいしかないんですね。
なんで、タンゴを踊った後の樹里さんは一節歌ってから、
階段に置いてある布のお片づけをしながらはけていくわけなんですが
もんのすごーーーーーーーく、くどくくどくやってて大笑いしました。
あれは、大階段だと上ったりする分の時間稼ぎかなと思いましたが。
でも、くどかった。名古屋だけに、煮込んだ味噌煮込みうどんといい勝負だったです。
今日のスカイステージ・アンコールアワーでやってました。
主題歌が、素敵なんですよ(笑)

愛の反対〜冷酷さー 愛の反対〜無関心〜

とか

ミレニアム・チャレンジャー ワーオワーオ ウッ ハッ
(トップスター和央さんの「わお」に引っ掛けてるらしい)

とか。

宝塚では往々にしてこういう歌詞があるので
嬉しくなっちゃいます。
私は筋少ファンだったんで、そういう面では普通の人より
免疫あるはずなんですが、なんか
筋少とはまたちがった方向にベクトルが向いちゃってるので。
筋少の場合は

知らないのか 納豆に ネギを刻むとうまいんだ
(日本の米)

とか

おー ダメ人間として 生きる愚かさを あまねく全ての人に伝えたい
そして ダメ人間の 王国を作ろう 王様は僕だ 家来は君だ
(踊るダメ人間)

とか、そういう方向にベクトルが向いてるんですが。

ま、主題歌はともかくとして
このショー好きなんです。自分的好きなポイント。
・「王子様系樹里」という宝塚の舞台では珍しいものが見られる。
・「大漁ソーラン」が意味なく好き。
あんま好きじゃないポイントは
・男役みんなで「シャバドゥビドゥバァー ハッ」って
 歌いながら踊るところ、笑いがこみ上げるくらい苦手

王子様系樹里、とは私が一人で勝手に思ってることなんですが
九尾の狐、というシーンで、物の怪に恋する青年、という役ででてくるとこのことです。
ていうか、王子様でしょ、あれ。
ブーツ似合うし。脚長いし。細身だし。
私はー、痛いファン丸出しみたいで嫌なんだけどー
はっきり言うと、老けた役より若い役の方が似合うと思ってます>樹里さん
フランツ・ヨーゼフも、ひげ生やす前(笑)の青年期は好きでした。
似合う役をさせてもらえないところが、宝塚の宝塚たる所以なんでしょうね、
と、達観したことにしておきます。
だから、たまに見れるとうれしいんですね、これが。

あんま好きじゃないポイントで、そのポイントを上げるということは
私がいかに万年宝塚初心者ファンかを如実に物語る事実ですね、と
自分でも思います。

でも、よくまとまったショーだと思いますよ。
私のような初心者にはぴったり。
宝塚入門編、という感じで。
NHKに映像があるみたいなんで、またNHKでやってくれると
いいんだけどなー。
買うか買わないか考え中。
といっても、発売日まで1ヶ月あるので
じっくり悩みたいと思います。
正直、スカイステージでさくさくやってくれるのなら
買うのは辞めとこうかな、と思ったんですが、
「多分、スカステでやるのは1年先なんじゃないかな?」と
アドバイス(?)してくれる人がいたので、悩んでるのです。
最近、CSだけでは飽きたらずに、
エリザベートのDVDを最近よく見ています。
ファントムは一時期見すぎてしまったので。
画像は主題歌CDのなんですが、まぁ、気にしないでください。

ぐいぐい引き込まれていきます。
でも、樹里ファンのくせにフランツ・ヨーゼフはあんまり好きじゃなかったり。
樹里さんはルドルフの方が好きだなー。
エンカレでの姿月トート・樹里ルドルフの再現は、無茶苦茶嬉しかった。

来年やるんですよね。
でも、チケット難なんだろうな。私には縁がなさそう。
ひたすら「ロケット」つまりラインダンスを特集している番組です。
昔々の黒木瞳さんが初舞台を踏んだときのロケットまで出てて
びっくりしましたけど(でも映像が引きすぎて誰が黒木さんかわからなかった)、
一応、樹里ファンとしては、「ブレイク・ザ・ボーダー」という作品の
ロケットの、うさぎみみ付バニーちゃんスタイルまん丸尻尾付っていう
マニアな衣装のロケットが一番印象に残りました。

宝塚の場合、下級生のうちは男役も女役もみんなみんなロケットを
やるわけですが、昔の衣装はとんでもないの結構ありますよね。
全身タイツとか。
でも、いい思い出なんでしょうか?
最近、ここの「アクセス元表示」を眺めていて気づいたことがある。
「トンパチ」という単語でここにたどり着いてしまった人が結構いる。

びっくり。
今はプロレスはほとんど見ていないので、謝ります。ゴメンナサイ。
それもこれも、前回の「JURIのそれってどうなの」でトンパチキャラ全開に
していた北翔海莉さんが、あまりにもトンパチだったから〜

と言い訳をしつつ。

昨日、「JURIのそれってどうなの #5 舞風りら・緒月遠麻」のファーストランだったわけですが。

舞風さんは天然だった。でもトンパチじゃなかった。

「天然」と「トンパチ」の間に流れる深くて暗い河のようなものを感じていました。

いや、面白かったですよ。うん。
樹里・緒月の両男役の間で、天然な娘役の舞風さん。
ふたりにころころ転がされてました。かわいいー。
っていうか、「りら」って名前がかわいいー。
今日の宝塚スカイステージニュース、トップ項目は
先週行われた「宝塚舞踊会」のダイジェストでした。
この宝塚舞踊会、というのは、平たく言うと、タカラジェンヌによる日舞の発表会です。

可愛い藤娘たちや、お人形のような童女、粋な姐さんなどなどの
日舞がダイジェストで流れていきます。
途中、赤い鬼の着ぐるみを着た人の舞もあったりしてあらら、と思っていると
星組トップスター・湖月わたるさんの場面になりました。
男役の中でも男らしさで売っている湖月さん、いなせな青天、
顎も青くヒゲを書き、黒い着物姿で裾を男らしくまくり、そして
赤いふんどしと思しきものが
捲くった着物から見え隠れ。

ええええええええっ、ふんどし?

もう、そこばっかり見てしまいました。

あれは腰巻じゃない。襦袢でもない。ふんどしだ。
実際にふんどしを締めてるわけじゃなくて、そう見えるような布を
ちらつかせてるわけですが。でも、すごーーーーい。

私は日舞はまったく不案内なのですが、一応宝塚を見るようになって
知ったことと言えば、日舞には「男前」と「女前」というものがあり
実際の性別はおいといて、両方習う、ということ。

湖月さんは、確かに「男前」な乙女(タカラジェンヌですので)でした。
さすが、トップスターだ。
たまにはべたべたファンモードで(笑)
ファンレターもろくすっぽ書いたことないんで頑張ってみました。

樹里咲穂さん、お誕生日おめでとうございます。
10月の誕生石はオパール。
シェークスピアやボードレールの作品の中で、幻想的で個性的な美しさの象徴として、
また、変幻自在の形容詞として登場するオパール。
その言葉のもつ意味は「希望」。
舞台の上では変幻自在、その存在で観る者を感嘆させてくれる樹里さん。
いつも前向きに明るく笑っている樹里さん。
オパールは樹里さんを象徴する気がしてなりません。

今は大変なときではありますが、その未来に希望が輝いているはずです。
どうぞ、観る者にいつも新鮮な驚きを与えつづけてくれる樹里さんが
希望の光の中で輝いていられますように。
先月の「こっこクラブ」にこんなQ&Aがありました。

Q:2歳になる息子が、袋に入ったゼリーを全部食べたいとぐずってこまります。
A:このくらいの年代の子は、見えてしまうと全部食べないと気がすみません。
  数を決めてあげるようにし、ストック分は見えないところに隠しましょう。

「このくらいの年代の子」に限らず、見えてしまうと何でも欲しくなってしまうのは
実は大人も同じと思います。
ただ、大人の場合はそれなりに分別があり、子供にはそれがない、と言うだけの話で。
大人が身に付けている分別、その一つに「足るを知る」ということがあると思います。
何でも欲しがるのではなく、自分の身の丈にあったもので満足する。
あまりにも欲深く幸せを追求しすぎない。
与えられているもの、背伸びをしすぎずに手に入れられるものに満足する。
それが「足るを知る」と言う言葉の私なりの解釈です。

今回、樹里さんの件でネットを眺めていて、また途中で
彩輝さんの話題も入り、その状況で宝塚関係では特に
「足るを知る」ことの大切さを強く感じました。
私が宝塚関係に興味を持ち出して、まず驚いたことは
その世界の間口の狭さにはおよそ似つかわしくない深さのある世界ということ。
そしてその世界は一般的な芸能界よりも遥かにファン側に近いということ。
結果、ちょっと知っている人なら誰でも預言者気取り。
総細木和子状態って言うか。総マドモアゼル・愛(♂)でもいいけど。
怖い世界だと思いました。
「足るを知る」ということを、しっかり自覚していないと
ずぶっと足を踏み入れ動きが取れなくなる。

まず、樹里さんの件では、公表してもいない詳細な症状を云々している人がいるのに驚き。
彩輝さんの件では、まだ彩輝さんがいなくなってもいないのに
堂々と次の月組トップスターについて云々している人たちに驚き。
病気の詳細な症状にしても、トップスターの後任にしても
かなりデリケートな問題であり、ファンとはいえ、身内でもなんでもない
赤の他人がああでもないこうでもないと云々する問題ではなく、
与えられた情報の範囲内で受け取っていればいいと私は考えます。
「足るを知る」ことの大切さを痛感しました。
ネットにつないでパチパチパチとキーボードを叩くのは分別のない
子供であるはずはないのに。
10月19日付 ニュース 文化・芸能の報道「宝塚月組トップスター彩輝直が来年5月退団 (nikkansports.com)」へのコメント:
というわけで、記事がスポーツ紙各紙に載ってますが。
写真はここが一番綺麗なような。
http://www.sankei.co.jp/edit/bunka/sumirestyle/2004/oct/kiji/19saekofarewell.html

要点は
・来年の公演「エリザベート」を最後に退団。
・今、充実しているので退団を決めた。
・進路は未定だが芸能界入りを視野に入れている。
・後任は未定。

私には、彩輝さんの大ファンである若い友人がいます。
私が彩輝さんの出演するある作品で
「相手役を大きく包み込む『つつみこみオーラ』を感じた」と
感想を言ったらとても喜んでくれました。
彩輝さんのトップスター昇格(就任って言うの?よくわからん)も
大変に喜んでいました。
彩輝さんの退団に際し、彼女に伝えたいことはあるのですが
彼女もおそらく動転しているだろうし、迷惑になると思うので
連絡はとっていません。
彩輝さんの主演する公演を大変に楽しみにしていた彼女は
今どんな気持ちであろうか、私には想像は出来ても
正しく把握することはできないと思ったからです。
ただ、彼女が彩輝さんの退団まで
ひたすらに彩輝さんのファンであること、
いろいろ雑音も耳に入るでしょうが、まっすぐに進んで欲しいと願っています。
月組トップスター彩輝直さんがエリザベートという公演で退団されるそうです。

うーん・・・

実はこの二つ下にある樹里さんが出るはずだった公演は
彩輝さんの主演バウ公演でした。
お二人は同期生で、同期生共演は幻となってしまったのですね。
返す返すも残念です。

彩輝さんは、やっぱり最近の公演は見ていないのですが
CSの運動会映像で、月組優勝を白い歯をこぼして
喜んでいたのが印象に残っています。
屈託のない笑顔が愛らしい方だと思いました。

今後の彩輝さんの進路は存じませんが、幸多かれと思います。
ここの2つまえの日記で脳天気にエンカレッジコンサートの
感想など書いているときにはまったく予想もしないことが起こりました。

樹里咲穂さん、体調不良により出演予定だった公演を休演・・・
詳しくはhttp://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/oct/o20041017_90.htm

ゆっくり休養していただきたいと言う気持ちと
早く元気な舞台姿を拝見したいと言う気持ちという
矛盾した気持ちを抱えているのが正直なところですが、
とにかく、早くよくなって頂きたいです。
さて、昨日エンカレッジコンサートに行った際
各種舞台のフライヤーを頂いたのですが
そのなかで、今度星組の立樹遥さんが「外部出演」される
「タック」という舞台のフライヤーがありました。
きちんと扮装写真(といっていいのかどうか・・・)で写っていて、
かなり前から準備はされていたかのようでした。
なんせ、樹里さんのSHOCKの時のポスター&フライヤーは
「歌劇」誌掲載済みの写真の使いまわしでしたからね〜。

「外部出演」という言い方があまり私は好きではありません。
が、「宝塚」というものを聖域として考える方が大半の
宝塚ファンの皆さんの中では、何の疑いもなく使われている言葉です。
私はあまり聖域視していないので、「外部」という言い方に
違和感を覚えるのです。

樹里さんのSHOCK出演が決まったときは
「何で????????????????????????」と
頭の中にはてなマークが飛び回りました。
で、初日前までに色々な情報が飛び交い、
地上波TVのWSにちらっと映る樹里さんを見てびっくりしたり
スポーツ紙に載った記者会見の模様でまたびっくりしたり。
役はどんなんだろう・・ええっ、堂本光一の妻?ええええっっ・・・とか。
ファンというものは勝手なもので、勝手に親になったかのように
いろいろ心配したものです。

しかし、その心配は初日を迎えて杞憂となりました。
舞台上にはいきいきと息づくサキホさん@樹里さんがいたのです。
案ずるより産むが易し、という諺を、心から実感しました。

立樹さんは、私はあまりよく知らないんですが、
雪組時代の「アンナ・カレーニナ」のコンスタンチン役が印象に残ってます。
まっすぐで純朴な青年を、実に素直に演じられていたのを覚えています。
今回の舞台も、やはりまっすぐに演じてくれるのではと思います。

で、「内部」だの「外部」だの、そういう言い方するのが
何時の日かなくなるといいなぁ、と思います。
あまりのチケ難に、多分無理と思っていたこの公演。
なんとかチケットが回ってきて見る事ができました。

池袋の東京芸術劇場というところで開催されました。
初めて東京芸術劇場行ったんですが、きれいな劇場ですね。
宝塚ではあまりここは使用されないみたいなんですが、
日本青年館より高級感もあるし(笑)、
十数人の小規模コンサートにはちょうどよいキャパの
中ホールでやったんですが、もっとここ使ってみてもいいんじゃないのかな、
なんて思いました。借り賃が高いのかな?

さて、内容の方ですが。
現役時代シンガーとして評価され、何より空前の人気を誇った姿月さん、
組内オーディションで選ばれたと言う粒ぞろいの歌唱力を持つ宙組の皆さん、
そして、(ファンなので色々書くのは書きづらいので自粛)の樹里さん、と
誰が出てきてもそれぞれの歌声に聞きほれました。
全員で歌う歌が何曲かありましたが、
12人で歌っているとは思えない迫力、素晴らしかったです。

宙組下級生で目立っていた人といえば、
今話題の和音美桜さんでしょうか。
「Don’t Cry For Me Argentina」をソロで歌われていました。
この曲はミュージカル「エビータ」の中の曲です。
あと、随分昔にマドンナがこの「エビータ」を映画で演じてました。
強いヒロイン・エビータが歌うこの曲を、彼女は自分に引き寄せるかのような
表現力で歌い上げていました。
ミュージカルでは、描かれている世界を歌声に乗せて表現することは
とても重要なことだと思います。
彼女は、歌声で「エビータ」を表現していました。
どこに出しても恥ずかしくない歌声と表現力を持つ和音さん、
次はジャニーズの嵐と共演の「WSS」ですが、
是非活躍していただきたいと思います。

姿月さんについては、もう、当然のように上手い。
よく、歌を歌うときはおなかから声を出しましょう、と言いますが、
この方は本当におなかから声が出ているなぁと思いました。
男役から離れて何年も経っているのに、
いまだに現役男役に迫力負けしない、というのは結構すごいことと思います。

樹里さんについては、「ファントム」ではかなり抑えた役どころだった分
今回これで発散できてよかったんじゃないかな、と。
2幕の「Man Of La Mancha」が非常に絶品でした。
ザ・男役と言う感じで(もうすこしこなれた表現はないものか・・・)。
樹里さんは、男役ながら声が高くて苦労される事も多いみたいですが、
こういう企画モノは自分が楽に出せる音域の曲を選ぶ、
もしくはアレンジしてもらうことができるので
のびのびと歌っていて、聞いていて気持ちよかったです。

もうちょっと長く期間をとって公演を行えばいいのに、
なんて思いましたが、姿月さんがオーストラリアに在住ということで
このスケジュールがぎりぎり一杯なんでしょう。
でも、宙組に限らず、歌が好きでずっとレッスンとか頑張ってて
でもなかなか歌うチャンスがないようなタカラジェンヌさんたちの為、
こういう企画は是非継続して欲しいなと思います。
各組一周して今回のスペシャルで打ち止め、ということではなく、
2・3年に一度くらいの間隔でゆったりと継続していければいいのかな、と。
継続されていくことに、この企画の意義はあるのでは、と思いました。

宝塚を構成する重要な要素がいくつかある中で、
「歌」というのは私的に非常に重視する項目なんで、
大変楽しかったです。
10月12日付 ニュース 文化・芸能の報道「宝塚“乙女”が大運動会 歌劇団90周年記念で (kahoku.co.jp)」へのコメント:
自分は樹里さんファンなので、こういうイベントモノには多少疎外感を感じます。
樹里さんは組に所属してなくて専科生なので。
CSで各組+専科の運動会練習風景を見ましたが、樹里さん映ってなくてorz。

でもマツケンサンバは楽しそうに踊ってたし、三人四脚も楽しそうだったし。
これでいいのかな。

DVDとかは多分買わないけど(笑)

これだけでは何なんでCSの感想を箇条書きで。
・花組、氣志團(漢字うろ覚え)の娘役さんたちがキュート
・月組、練習風景で首でフラフープを2本回していた月船さん(だと思う)がラブリー
・雪組、チアリーダーの女の子たちがやたらプロっぽいチアリーダー振りでエクセレント
・星組、練習風景で三つ編みにしていた檀さんと長ランの檀さんに釘付け
・宙組、冬ソナって本当に流行ってるんですね〜
・専科+音校生、「音楽学校」っていうくらいだから
 ソプラノリコーダーの授業でもあるんでしょうか?
 今回のためにそろえたんだったらちよっとびっくり。
 ちなみにリコーダーってアルト・テナー・バスもあるって知ってました?
 私はアルトリコーダーとバスリコーダー吹いたことがあります。
・123ゲームというのに樹里さんは出ました。
 障害物競走をして三人四脚をする、というものみたいでした。
 スタート前の表情が写りましたが、お遊びなのに
 異常に真剣なスタート姿勢の樹里さんと
 ふにゃっとした轟さん&初風さんの二人が対照的でした。
 この3人に絆は出来たんでしょうか(笑)
 ていうか、ぶっちゃけどうみてもよそのチームよりよそよそしいっていうか(笑)
 いや、杞憂ならいいんですけどね。
一応、別新聞の記事リンクなぞ。
http://www.daily.co.jp/gossip/2004/10/13/146548.shtml
http://www.sponichi.co.jp/osaka/ente/takarazuka/backnumber/041016/takarazuka.html
今月の「JURIのそれってどうなの」
ゲストは月組の月船さららさんと北翔海莉さんでした。
北翔さんのトンパチ振りにノックアウトされそうになった私(笑)

私は知りませんでした。
タカラジェンヌのキャラ立てにおいて「トンパチ」っていうカテゴリーがあることを。

ここで「トンパチって何?」と思われた方のために
トンパチとは何ぞや、と書こうとしましたが、上手くかけません。
「トンパチ」とは「トンパチ」なことを言います、っていうとちょっと何なんで。
トンパチっていうのはプロレス用語です。
まぁ、字面からも想像していただけるとは思いますが、一応例をあげると
・空港の荷物受け渡し所でカバンの類と一緒にコンベアーに乗って登場したテリー・ファンク
・みんなでラーメン食べてるときに先輩レスラーに「れんげ持ってこい」と言われて近くの土手に蓮華草を探しに行った天山広吉
これらの皆さんと
・新人公演前に追い詰められて、一人タップを踏んでしまった北翔海莉
・衣装の早替りの際、ドライヤーを綺麗に巻きなおさないと気がすまない北翔海莉
は、なんら違和感無く並べられますよね。

さて、トンパチタカラジェンヌぶり発揮した北翔さん。
私は彼女の行く末が何気に心配です。
北翔さんて一応、2枚目男役のカテゴリーにいるんですよね?
素はトンパチっていうのは、宝塚的にありなんでしょうか?
そして、彼女が紹介した東北弁バージョンの「ラストダンスは私に」が
気になって気になってなりません。
雪組の天勢いづるさんと宙組の和音美桜さんが
嵐の桜井さん・松本さん・大野さんが出演することで話題の
「ウエストサイドストーリー」に出演するんだそうです。
↓詳しくは
http://www.sankei.co.jp/edit/bunka/sumirestyle/2004/september/kiji/29johnnys.html

天勢さんは、去年の雪組の公演で見ました。
そのときはまだ男役で頑張ってました。
ごく最近、娘役に転向され、これから、というときの外部出演。
ファンの方は大変気をもまれることかと思います。
「レ・コラージュ」のナイチンゲールちゃん、かわいかったですね。
当時はまだ男役だったけど、可憐でしたよ。
和音さんは、この間の宙組の「ファントム」で
子供時代のエリックをやってらっしゃいました。
綺麗で透き通るような歌声が印象に残っています。

今は発表直後、ということで、ファンの方はかなり複雑な思いを
抱かれていることかと思います。
私も、樹里さんがSHOCKに出る、と聞いたときはかなり驚いた覚えがあります。
幕が開く前は本当に気をもんだものです。
でも、初日の幕が上がり、舞台がはねた後の帝劇のロビーでは
「宝塚のサキホってすごいね、歌うまいね」と
明らかにジャニーズ側のファンの方の絶賛が聞こえてきて
胸をなでおろしたものでした。
始まるまでは、本当に不安だと思いますが、天勢さんと和音さんは
きっといい勉強にもなるだろうし、頑張って欲しいです。
来月、樹里さんが出る「エンカレッジコンサート」というものが開催されます。
私、行きたいんですが・・・チケットがない(涙

オークションを見る・・・うわぁ・・・・高い・・・

何故って、OGでとても人気のある姿月さんが出演されるからなんですけど。

どうしようかなぁ・・・今年はもう樹里さんは本公演ないし、
年末のバウ・パフォーマンスは日程から言って行けそうにないし
(年末の平日3日間ってどういうことですか、みたいな)
無理するかなぁ・・・どうするかなぁ・・・

悩んでます・・・・

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