最後の曲。
2005年5月10日 演劇・タカラヅカなどスカステでサヨナラショーのダイジェストを見ました。
放送された部分でわかる範囲の内容はこんなかんじ
HOPE(JUBILEE-S)→5分前(シンデレラ)→アメリカ(WSS)
→自分のことだけ考えて(ミーマイ)→翔さんと水月さんの歌
→ランベスウォーク(ミーマイ)→You Are My Own(ファントム)
そして最後の曲はニューヨーク,ニューヨーク(SHOCK)。
最後の曲にニューヨーク,ニューヨークを選んでくれたのが
私はとっても嬉しくて、そしてちょっとだけ泣きました。
この話はちょっと置いておいて
アニタとジャッキーの歌は、男役衣装のまま、申し訳程度のショールを羽織って
歌っていたんですが、確かSHOCKでは30秒で性転換したから
やっちゃえばよかったのにって思って、でも気づきました。
樹里さんに与えられた時間は15分しかないのです。
男→女、女→男で30秒ずつでも1分。
とっても貴重で短すぎる15分を、そんなことで無駄遣いできませんよね。
あー、そんなものかなって思って、それが宝塚歌劇団が突きつけた現実か、なんて思って。
そしてニューヨーク,ニューヨーク。
この曲はSHOCKでジャニー喜多川氏が樹里さんに出会わせてくれた曲。
初日、帝国劇場の舞台の上で、息子と息子の友達をバックダンサーに歌い上げる樹里さん。
一曲歌いきった後の、鳴り止まない拍手。
舞台がはねた後のロビー、あちこちで聞こえてくる「宝塚のサキホってすごいね」の声。
それを聞いて、誇らしかったあの時。
それらの思い出が鮮やかに蘇ってきました。
ジャニー氏は樹里さんの舞台人としての資質を信用してあの曲を歌わせてくれました。
一曲まるまる、時間たっぷりとって歌わせてくれました。
一番強いライトも当ててくれました。
樹里さんはジャニー氏の期待に見事にこたえました。
鳴り止まない、本当に鳴り止まなかった拍手は最高の評価でした。
作り手と演じ手が最高の形で響きあった、あの時に立ち会えたことが
本当に嬉しかったんです。
私は実は今でもSHOCKバージョンのニューヨーク,ニューヨークが好きです。
その後、コンサートでも歌われたのですが、若干アレンジされていて
今回のサヨナラショーでも、コンサートバージョンを歌われたようです。
それでも最後にその曲を歌ってくれたことが嬉しかった。
宝塚歌劇団の生徒であるというのに、その座付き作家である荻田氏が
最後の大劇場の舞台に立つために与えた役を考えると
荻田氏には、ジャニー氏の10分の1でも樹里さんの舞台人としての
資質に目を向けて欲しかったとつくづく思うのです。
荻田氏は樹里さんの、宝塚の生徒としては例のない、
その特異とも言えるストーリーにしか、興味を向けなかった。
物語の軸を担う役どころでこそ、樹里さんは生きるというのに。
樹里さんがどんな姿でどんな声でどんな風に演じようとも全く関係なく
そのストーリーにだけ着目して役を作った。
そのことが、残念でならないのです。
でも、最後の曲はニューヨーク,ニューヨーク。
宝塚の公演で出会った曲ではない。
それは、樹里さんの宝塚歌劇団に対する、
そして荻田氏を始めとする座付き作家に対する意地のようなものなのでしょうか。
と、ちょっと穿ちすぎな推測をしてしまったりして。
放送された部分でわかる範囲の内容はこんなかんじ
HOPE(JUBILEE-S)→5分前(シンデレラ)→アメリカ(WSS)
→自分のことだけ考えて(ミーマイ)→翔さんと水月さんの歌
→ランベスウォーク(ミーマイ)→You Are My Own(ファントム)
そして最後の曲はニューヨーク,ニューヨーク(SHOCK)。
最後の曲にニューヨーク,ニューヨークを選んでくれたのが
私はとっても嬉しくて、そしてちょっとだけ泣きました。
この話はちょっと置いておいて
アニタとジャッキーの歌は、男役衣装のまま、申し訳程度のショールを羽織って
歌っていたんですが、確かSHOCKでは30秒で性転換したから
やっちゃえばよかったのにって思って、でも気づきました。
樹里さんに与えられた時間は15分しかないのです。
男→女、女→男で30秒ずつでも1分。
とっても貴重で短すぎる15分を、そんなことで無駄遣いできませんよね。
あー、そんなものかなって思って、それが宝塚歌劇団が突きつけた現実か、なんて思って。
そしてニューヨーク,ニューヨーク。
この曲はSHOCKでジャニー喜多川氏が樹里さんに出会わせてくれた曲。
初日、帝国劇場の舞台の上で、息子と息子の友達をバックダンサーに歌い上げる樹里さん。
一曲歌いきった後の、鳴り止まない拍手。
舞台がはねた後のロビー、あちこちで聞こえてくる「宝塚のサキホってすごいね」の声。
それを聞いて、誇らしかったあの時。
それらの思い出が鮮やかに蘇ってきました。
ジャニー氏は樹里さんの舞台人としての資質を信用してあの曲を歌わせてくれました。
一曲まるまる、時間たっぷりとって歌わせてくれました。
一番強いライトも当ててくれました。
樹里さんはジャニー氏の期待に見事にこたえました。
鳴り止まない、本当に鳴り止まなかった拍手は最高の評価でした。
作り手と演じ手が最高の形で響きあった、あの時に立ち会えたことが
本当に嬉しかったんです。
私は実は今でもSHOCKバージョンのニューヨーク,ニューヨークが好きです。
その後、コンサートでも歌われたのですが、若干アレンジされていて
今回のサヨナラショーでも、コンサートバージョンを歌われたようです。
それでも最後にその曲を歌ってくれたことが嬉しかった。
宝塚歌劇団の生徒であるというのに、その座付き作家である荻田氏が
最後の大劇場の舞台に立つために与えた役を考えると
荻田氏には、ジャニー氏の10分の1でも樹里さんの舞台人としての
資質に目を向けて欲しかったとつくづく思うのです。
荻田氏は樹里さんの、宝塚の生徒としては例のない、
その特異とも言えるストーリーにしか、興味を向けなかった。
物語の軸を担う役どころでこそ、樹里さんは生きるというのに。
樹里さんがどんな姿でどんな声でどんな風に演じようとも全く関係なく
そのストーリーにだけ着目して役を作った。
そのことが、残念でならないのです。
でも、最後の曲はニューヨーク,ニューヨーク。
宝塚の公演で出会った曲ではない。
それは、樹里さんの宝塚歌劇団に対する、
そして荻田氏を始めとする座付き作家に対する意地のようなものなのでしょうか。
と、ちょっと穿ちすぎな推測をしてしまったりして。
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