先日、お友達のRちゃんにお誘いいただき
エリザベートを観劇してきました。

細かい演出の変更がそこかしこにあったような気がするのですが。
一番大きい変更点は「ミルク」のところでしょうか。
前の方が好きだったかな。

月組はほとんど知っている人がいない上に
プログラムも買ってないので名前がわからないのですが
黒天使の銀髪ストレートの方が綺麗で印象にのこりました。
マデレーネもやってたよとRちゃんに教えてもらったのですが
マデレーネもすごく綺麗だったので納得です。

あと、最初のゾンビのシーン、一番端っこの人が一人でものすごく苦悩していて
その苦悩しっぷりにひきつけられてそこから目が離せなくなりました。

月組で私がわかる人、といえば、それどうに出た二人、月船さんと北翔さん。
それどうでは北翔さんがトンパチぶりをのびのびと発揮していて
月船さんが手綱を引いていたような印象があったのですが
今回、エルマーとシュテファンという革命家仲間の二人は
エルマー@月船さんが今までのエルマーにはいなかったトンパチキャラでぶっちぎっていて
シュテファン@北翔さんが手綱引いてるような印象を受けました。
オンとオフで役割が変わって面白いなーって。
月船さんと北翔さんはタカラヅカのトンパチ・マシンガンズ(≠折原昌夫&小野武志)として
コンビを組むといいんじゃないでしょうか。

エリザベートの瀬奈さん。
少女時代の前髪下ろしてるのがすっごいかわいかったです。
それと最後のデュエットダンスの表情は微妙に男役のハンターの目だったような気がするのですが
それ以外は、普通に「女役(ただし「娘役」ではない)」でした。
よくよく考えてみれば、前回はルキーニで、この両役をやってしまうのは
いまのところ世界にこの方だけなわけで
色々な舞台裏の葛藤はあったでしょうが、それでも、綺麗に女役として
舞台に立っているのは、並大抵の努力ではなかったと思います。
ただ、男役は女役はできるけど娘役になるのにはとてつもない
壁があるのだな、と漠然と思いました。
娘役は男役より虚構の世界なのだな、と。

そしてトートの彩輝さん。
銀と黒の鬘も絶妙、立った姿はとても美しく
たたずむだけで妖しいその資質を十二分に発揮できる役で
卒業ということで、良かったんではないでしょうか。
それとお芝居のこまやかな方だなと感じました。
一つ一つのお芝居の流れがよく見えるというか。

やはり、生観劇はいいですね。

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