03月28日付 朝日新聞の報道「日航に異例の航空局長査察」
日本航空で整備ミスや管制指示違反などが相次いで発覚した問題で、国土交通省の岩崎貞二航空局長が28日午前、同社本社と羽田空港にある同社東京空港支店に査察に入った。日航では国交省から航空法に基づく事業改善命令を受けた後も人的ミスが相次いでいる。ミスが相次ぐ航空会社に局長が査察に入るのはきわめて異例だ。

 岩崎局長は羽田で、機長らが地上スタッフと飛行前の情報を確認する「ディスパッチルーム」や客室乗員部を視察した後、品川区の本社ビルを訪れ、運航情報を統括する運航統制室などに足を運んだ。

 ディスパッチルームでは、韓国・金浦空港と羽田を結ぶ国際チャーター便の乗客数やルート上の天候などについて、機長、副操縦士、航空機関士と担当スタッフが情報を確認する場面に立ち会った。確認作業の後、岩崎局長はスタッフらに対し、「部品脱落などの最近のトラブルについても、こういう場で伝えた方が良いのでは」などと意見を述べた。

 同席したJALインターナショナルの羽根田勝夫社長は「局長の査察という事態を厳粛に受け止め、ご指摘いただいた点を改善に生かして安全運航に努めます」と話した。

 この日は別の航空局幹部が成田空港にある日航の施設も査察した。

 日航は99年にも整備ミスを理由に事業改善命令を受けたが、この時は航空局長らの査察は行われなかった。国交省は「今回はミスが相次いでおり、安全確保で重大な問題がある」として異例の局長査察に踏み切った。


宝塚に行く際に、羽田から伊丹空港まで日航を利用したのですが着陸のアナウンス時に、
「今回の一連の件についておわびします。社長以下全職員一丸となって安全確保にがんばります」
というようなアナウンスがありました。
ここのところ、確かにちょっとミスが続けて報道されていましたね。
特に、いろんなお客さんを相手にするCAさんたちのご苦労は大変なものと思います。
一般乗客にとってCAさんこそが会社の顔であるわけで、
中には嫌味を言う乗客もいるだろうに、大変だなと思うのです。

もうこれ以上、ミスが続きませんように、と願っています。

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