まだ、幕も開いたばかりですし、
色々書いてしまうのはどうかとおもったんですが
ここは宝塚関係でアクセスしてくる人がほとんどいないんで
ネタばれ全開でいきます。

同じ文章をぺたっと貼り付けて、と。

お芝居の難解さというか感想の書きづらさに比べて
とってもわかりやすい作品でした。
おフランスな場面、アメリカンな場面、ラテンな場面。
音楽も衣装もわかりやすくていいです。
宝塚経営上は団体客受けというものがとても大切らしいのですが
お芝居を見て「?????」となってしまった一見さんも
こっちはもうわかりやすく「タカラヅカ」でした。

プロローグはシャンソン。
みんな明るくシャンソンを歌って登場です。
(一人、振られた男の未練たらしい歌を歌って登場する人もいますが)
(その一人とは樹里さんです)(またそのフレーズ・・・)
トップスター・春野さんの女装、なんていう隠しだまもあったり。
春野さん、声は男声で見た目は女王っていうか女帝っぽくて
いったい何の狙いが?と思っているうちにみんながじゃかじゃか出てきて豪華にどーん、です。
もう、オープニングの黒燕尾といい、みんなで白い衣装でどーんのシーンといい、
わかりやすーく「タカラヅカ」です。
世間一般が考える「タカラヅカ」がそこにはありました。

その次がサーカスの場面。
「僕はこの一座の二枚目スターのジュリアンだよ」と
樹里さんがピエロの格好で客引きをしてます。
「♪よっ、おれコメディアン」(歌詞微妙に違うかも)なんてご陽気に歌いつつ、
後ろではピエロさんたちがいて、周りには緑色のかわいこちゃん二人組がいて。
客席降りして手品?をしたりします。
あのまま「おかあさんといっしょ」に、
そして「いないいない、ばぁっ」に出したいくらいのピエロさんぶりです。
退団したら、いないいない、ばぁっでふうかちゃんとワンワンといっしょに
「ぐるぐるどっかーん」をあのカッコでやって欲しいくらいです。
おかあさんといっしょで、3月いっぱいでいなくなってしまうイチジョウマンの変わりに
4月からジュリアンマンで登場してくれてもいいです。

幕があがってジュリアン君がはけると、一座のアイドル(ふづきさん)が
みんなに褒め称えられてます。
そんな中、一人のピエロ(春野さん)が花をもって彼女を見詰めています。
同僚ピエロ達がそんな彼を前にだし、彼は彼女に花を捧げ、彼女は受け取るのですが・・・
ここは娘役さんたちみなかわいいですねー。
ピンクの娘役さんも緑の娘役さんも、もちろんアイドルちゃんも、かわいいかわいい。
そして、春野さんのロンリークラウン振りがまたなんともおかしくて、切なくて・・・。

で、また場面が変わると、今度は猛獣使いの男(樹里さん)が鞭持って出てきます。
多分ジュリアン君の双子の兄なんだと思います。
ジュリアンくんは陽気で健全な人でしたが、兄は違います。
8人の黒豹おねーちゃん達を鞭で調教するんですね。
で、一人、わがままねおねーちゃん豹(遠野さん)がいます。
そんな調教なんてやってらんないわーっとスレンダーバディをくねくねさせてます。
峰不二子チックです。
「ほーら、あたしが一番でしょーん、調教かったるいー」とばかりにくねくねしてるのですが
ジュリアン兄は「つーかお前仕事真面目にやれ」と突き放します。
ばかりか、他の7人のおねーちゃん豹たちとよろしくやっちゃったりします。
「むきーっ」(豹の鳴き声知らない・・・)とばかりにジュリアン兄に絡みつく不二子豹。
とりあえずジュリアン兄の股をくぐり、飛びついてきます。
そしてしばしお楽しみターイム。
が、一応他のおねーちゃん豹達の手前、適度に切り上げ、
また8人のおねーちゃん豹たちとお楽しみお仕事お仕事。
でも不二子豹は「この人はあたしのものよーーん」とにやりっ。
ここは・・・・・なんつーか、その、ははははははははは。って感じですね。
あ、最近宙組のショーを皇后陛下がご覧になったそうですが、
ここだけは絶対に見せないほうがいいと思いますと強く思いました。
超個人的に楽しみにしていたシーンだったのですが
とりあえず、鞭がみれたのでしあわせです。
タカラヅカなので、おねーちゃん豹たちは叩かれてはいませんでしたが。
不二子豹は鞭でくるくるされてましたがね。

続きは、こちらもそのうち。

コメント