読書カテゴリでいいのかな、という気もしますが、
不動産登記法が改正され、今日より施行と相成りました。
Q1 不動産登記法（以下「新法」といいます。）の主な改正点は，どのような点ですか。
A1 主な改正点は，次のとおりです。
ア これまでの書面申請に加えて，オンライン申請を導入しました（注）。
イ 書面申請について，出頭主義を廃止しました。
ウ 登記済証に代わる本人確認手段として，登記識別情報の制度を導入しました。
エ 保証書の制度を廃止し，事前通知制度を強化するとともに，資格者代理人による本人確認情報の提供制度を導入しました。
オ 登記原因証明情報の提供を必要的なものとしました。
カ 地図等を電磁的記録に記録することができる制度としました。
キ 法文のすべてを現代語化しました。
（注 ）平成17年3月に，さいたま地方法務局上尾出張所が最初のオンライン庁として指定され，その後，平成17年度中に約100庁が順次指定される予定です。
以上 http://www.moj.go.jp/MINJI/minji76.html より引用
ということで、この本が一番わかりやすそうだったので
買って今読んでます。
以前の仕事では土地の登記簿謄本を読み込むのとか好きだったんですよ、私。
明治時代のすごい達筆なんだろうけどとても読めそうにない字を
読んでその時代に思いを馳せたり。
最近は法務局もコンピュータ化が進み、味気もそっけもない
登記事項記載全部証明書なるものになってしまってちょっと悲しかったり。
ポイントは出頭主義の廃止と保証書の廃止と条文口語訳なのかな？
もうすこしちゃんと読んでみます。
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3/8 追記
オンライン申請のフローチャートを見て時代は変わっていくのだなと思いました。
登録免許税がネットバンキングで納入できる時代なんですね。
ブック庁とコンピュータ庁が混在している時期に不動産関係の仕事をしていたのですが、
そんな昔の話でもないのに、随分と時代の動きを感じてしまいました。
しかし、このオンライン申請が根付く何年か後には
確実に司法書士さんたちの仕事って減りませんか？
と、ちょっとそんなことを心配したりして。
あと、条文の現代語化はいいことだと思います。
全文載ってましたけど、なんてたって読みやすい。
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3/10 追記
今迄登記申請について出頭主義をとってたのは
登記順位の透明性の確保のためだと思うんですが
今回、オンライン申請が導入されることにより、出頭主義が撤回され
オンライン申請はもちろん、郵送でも認められるようになったとのことです。
これは利便性が高まるのと同時に、郵送の場合順位はどうするのか
という問題がありますが、その場合は同順位ににするとか。
オンライン申請については、個々の申請ごとに出頭した場合、
郵送した場合と共通の付番システムが稼動するとの事でこの問題はないようです。なるほどなるほど。
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