「まじめが肝心」っていうよりは「嘘から出た真」のお話。
2005年1月18日 演劇・タカラヅカなど
サロメ・ウィンダミア卿夫人の扇 ISBN:410208102X 文庫 西村 孝次 新潮社 1953/04 ¥460
今年9月に日生劇場で樹里さん主演により上演される「ERNEST in Love」原作である
「まじめが肝心」が収録されているこの本を読みました。
他2編の感想はとりあえず置いておいて、「まじめが肝心」のことについて。
これはあくまで戯曲であり、音楽が入るとまた違ってくるんでしょうけど
本を読んだ限りでは、洒落たコメディという巷の評価どおりだと思います。
登場人物がえらい少ないのですが、
これはタカラヅカマジックでどうにかしてくれるのでしょう。
女二人が男二人を許すところなんかは、結構描写があっさりしてるんで
この辺もタカラヅカマジックでどうにかしてくれるのでしょう。
翻訳されたのが1970年代ってことで、訳文が古めかしい感じがするので、
このままではなくちょっと現代口語訳してくれると嬉しいかも、です。
個人的には、老け役続きの樹里さんが久方ぶりの若い役で
大丈夫なのかなと思ってしまうんですが
まぁ、老け役よりは若い役の方が似合うんで、いいんでないかと。
老け役続きましたからねー。
フランツ・ヨーゼフしかり、ジェラルド・キャリエールしかり。
間に女っ気の全くないラシッド・サラムもいましたか。
相手役と幸せに終わるなんて何年ぶりだろう(涙)
フランツ・ヨーゼフ以来のプロポーズの場面なんて、
珍しいもの見たら、何かこみ上げてきそうです(笑)
でも、主役のジャックは樹里さんで、
恋人のグゥェンドレンは○○さんだったらいいなー、
アルジャノンは誰だろう?セシリーは?とか
考えながら読むのは楽しいですね〜。
今年9月に日生劇場で樹里さん主演により上演される「ERNEST in Love」原作である
「まじめが肝心」が収録されているこの本を読みました。
他2編の感想はとりあえず置いておいて、「まじめが肝心」のことについて。
おおざっぱなあらすじ
田舎で治安判事をしているジャックは地元では堅物、
しかし都会では「アーネスト」という名で遊んでます。
彼は田舎では「アーネストという不肖の弟がいて・・」
と理由をつけてロンドンに遊びに出てるのです。
ロンドンには遊び仲間のアルジャノンがいて
その従姉妹にあたるグゥェンドレンがいます。
ジャックとグゥェンドレンは超ラフラブで、
ジャックはプロポーズしました。彼女の答えはOK。
しかし彼女は言うのです。
「私、アーネストという名前が好きなの」
アルジャノンはジャックがアーネストという名を
名乗っている顛末を聞いて興味を持ち、
ジャックの家に行きます。そこには、セシリーという
ジャックが後見している娘がいました。
彼女に惚れたアルジャノン、
「僕はジャック兄さんの弟アーネストです」と名乗って近づきます。
しかし、このセシリーも言うのです。
「私、アーネストという名前が好きなの」
とりあえず嘘をついて名乗っている男二人が
それぞれの彼女に嘘がばれてしまいます。
そして、捨て子だったジャックとの結婚は許さないと息巻く
グゥェンドレンの母親も加わって一騒動。
そして、意外な成り行きが待っていたのです・・・・
これはあくまで戯曲であり、音楽が入るとまた違ってくるんでしょうけど
本を読んだ限りでは、洒落たコメディという巷の評価どおりだと思います。
登場人物がえらい少ないのですが、
これはタカラヅカマジックでどうにかしてくれるのでしょう。
女二人が男二人を許すところなんかは、結構描写があっさりしてるんで
この辺もタカラヅカマジックでどうにかしてくれるのでしょう。
翻訳されたのが1970年代ってことで、訳文が古めかしい感じがするので、
このままではなくちょっと現代口語訳してくれると嬉しいかも、です。
個人的には、老け役続きの樹里さんが久方ぶりの若い役で
大丈夫なのかなと思ってしまうんですが
まぁ、老け役よりは若い役の方が似合うんで、いいんでないかと。
老け役続きましたからねー。
フランツ・ヨーゼフしかり、ジェラルド・キャリエールしかり。
間に女っ気の全くないラシッド・サラムもいましたか。
相手役と幸せに終わるなんて何年ぶりだろう(涙)
フランツ・ヨーゼフ以来のプロポーズの場面なんて、
珍しいもの見たら、何かこみ上げてきそうです(笑)
でも、主役のジャックは樹里さんで、
恋人のグゥェンドレンは○○さんだったらいいなー、
アルジャノンは誰だろう?セシリーは?とか
考えながら読むのは楽しいですね〜。
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