宝塚アカデミア 22 (22)
2004年9月26日 読書
ISBN:4787271881 単行本 川崎 賢子 青弓社 2004/09 ¥1,680
宝塚に興味を持った人なら、結構な割合の人が一度は読んだことがあると思う「宝塚アカデミア」。
前に、「宝塚にはシュートな発言をするメディアがない」と書いたことがありますが、
あえて言うなら、この本がシュート発言メディアの代わりでしょうか?
何人かの執筆陣が興味を引かれた演目に対して特集したりするのは
ちょっと週プロチックな作りでもあり。
大体半年周期で出版されてます。
その時々の舞台の批評や退団された方へのオマージュなどが載ってます。
この本の執筆陣の方は、もう何年も何年も「宝塚」を見てきた人たちです。
私は万年初心者ファンなので、そんな方々の書かれた本について
書くのは失礼にあたるかもしれませんが。
でも、書いちゃいます。
私は樹里咲穂さんのファンですが、このシリーズについて残念に思ったことがあります。
それは、樹里さんが出演された「SHOCK」という舞台について
黙殺していたことでした。
最初は「宝塚の舞台じゃないからかな」と思っていました。
しかし、その時期、何人かの宝塚の方が宝塚外の舞台に出演されたのですが、
他の方の舞台についてはきちんと批評が載っているのに、SHOCKだけ載っていないのです。
載っていないことについての説明もありませんでした。
ちなみに、SHOCKの後に出演した「シンデレラ」については、
ちゃんと批評が載っていましたから、樹里さんだから黙殺した、
ということではないと思います。
また、SHOCKはDVDやビデオが市販されていますので
「観れなかったから書けなかった」という理由は当てはまりません。
黙殺した本当の理由は知るべくもありませんが、長く宝塚を見てきた皆さんに
SHOCKはどのように思われたのか知りたかった万年初心者ファンの私は、
まさか黙殺されてしまうとは思ってなかったので大変残念に思いました。
せめて、論評を避けた理由を明らかにして欲しかったです。
それ以来、このシリーズは読む機会がなかったのですが
たまたま今回本屋で見つけたので買ってみました。
今回は明らかに黙殺した舞台もなく、隅々まで目の行き届いた沢山の論評が載っていました。
また、今回は月組トップ娘役の映美さんが退団、ということで
映美さんのこれまで、なども論評されてました。
全体として感じたのは、長く長く宝塚をご覧になっている方々の書かれた本、ということで
端々にシュートなコメントを混ぜ込む加減が絶妙で、
実際に見ていない舞台もどのような雰囲気だったのかがわかって面白かったです。
私の場合、CSにも入ってますから、観てない舞台を観たような気になる度合いが
そうでない人より高いと思うのですが。
そう思うと、SHOCKを黙殺されたことが余計に残念でなりません。
宝塚に興味を持った人なら、結構な割合の人が一度は読んだことがあると思う「宝塚アカデミア」。
前に、「宝塚にはシュートな発言をするメディアがない」と書いたことがありますが、
あえて言うなら、この本がシュート発言メディアの代わりでしょうか?
何人かの執筆陣が興味を引かれた演目に対して特集したりするのは
ちょっと週プロチックな作りでもあり。
大体半年周期で出版されてます。
その時々の舞台の批評や退団された方へのオマージュなどが載ってます。
この本の執筆陣の方は、もう何年も何年も「宝塚」を見てきた人たちです。
私は万年初心者ファンなので、そんな方々の書かれた本について
書くのは失礼にあたるかもしれませんが。
でも、書いちゃいます。
私は樹里咲穂さんのファンですが、このシリーズについて残念に思ったことがあります。
それは、樹里さんが出演された「SHOCK」という舞台について
黙殺していたことでした。
最初は「宝塚の舞台じゃないからかな」と思っていました。
しかし、その時期、何人かの宝塚の方が宝塚外の舞台に出演されたのですが、
他の方の舞台についてはきちんと批評が載っているのに、SHOCKだけ載っていないのです。
載っていないことについての説明もありませんでした。
ちなみに、SHOCKの後に出演した「シンデレラ」については、
ちゃんと批評が載っていましたから、樹里さんだから黙殺した、
ということではないと思います。
また、SHOCKはDVDやビデオが市販されていますので
「観れなかったから書けなかった」という理由は当てはまりません。
黙殺した本当の理由は知るべくもありませんが、長く宝塚を見てきた皆さんに
SHOCKはどのように思われたのか知りたかった万年初心者ファンの私は、
まさか黙殺されてしまうとは思ってなかったので大変残念に思いました。
せめて、論評を避けた理由を明らかにして欲しかったです。
それ以来、このシリーズは読む機会がなかったのですが
たまたま今回本屋で見つけたので買ってみました。
今回は明らかに黙殺した舞台もなく、隅々まで目の行き届いた沢山の論評が載っていました。
また、今回は月組トップ娘役の映美さんが退団、ということで
映美さんのこれまで、なども論評されてました。
全体として感じたのは、長く長く宝塚をご覧になっている方々の書かれた本、ということで
端々にシュートなコメントを混ぜ込む加減が絶妙で、
実際に見ていない舞台もどのような雰囲気だったのかがわかって面白かったです。
私の場合、CSにも入ってますから、観てない舞台を観たような気になる度合いが
そうでない人より高いと思うのですが。
そう思うと、SHOCKを黙殺されたことが余計に残念でなりません。
コメント