で、この日は実家から義実家に移動しました。
やはり同じ県内、しかも車で30分程度の距離なんですが。

この日は新日本プロレスの夏のお祭り、
「G1クライマックス」がTVでやってました。
義父と夫は格闘技好き、私も昔女子プロが好きだったんで
男プロ(by豊田真奈美)もぬるく見てたことがあるんで
3人でそれを見ていました。

今回のG1のテーマは「世代闘争」のようでした。
優勝した天山選手は「新・三銃士」と呼ばれる選手たちを
えいえいえいと下して優勝しました。
ちょっとカルチャーショックでした。
私が知ってた天山選手は若手カテゴリーにいた頃の
天山選手で、それが追われる側になっているとは。

私が知ってる天山選手っていうのは、蝶野選手と
蝶天タッグ組んで「えーっ、こらーっ、ガッデム」と
マイクアピールする天山選手。
その頃はまだ武藤選手(今は全日本プロレス社長)、
橋本選手(今は自分の団体を立ち上げた)がいて、
上に向かって挑んでいる姿でした。
あれから何年も経ってる訳ですから
まぁ、そういうことになっててもおかしくはないですが。

しかし若手くんよ、天下の天龍選手を
首固めで下して嬉しいのかい?なんかちょっと違う気がする。
あれが今のプロレスの潮流ですか?

で、今回、この文章を書こうとして
参考資料に週プロか週ゴンでも久しぶりに買おうかなって
思ったら近所のコンビニにはなかったので
一部だけ置いてあった週刊ファイトを買ってきたんですが。
元々ファイトは女子プロの情報ってあんまり載せてなかった
気がするんですが、私が買ってきたのは
見事に記事がありませんでした。
女子プロってそんなに下火になっちゃったんだー。

やっぱり25歳定年制をなくしたのが
長い目でみたら下火になった原因かな、とか思うんですが。
25歳定年制をなくして、選手が高齢化して
次代のプロレス選手となる小中学生の女の子たちが
近寄りがたい世界になってしまったのではないかと。
25じゃあんまりだっつーなら30歳くらいまで伸ばしてもいいから
女子プロ定年制は続けたほうがよかったんじゃないかと。
上が詰まってずっと若手は若手って
女子プロの場合きついと思うんですけどね。どうなんでしょう。

私は長与千種とか山田敏代とか、あのラインのベビーフェースレスラーが
あんまり好きじゃないんで、余計そう思うのかもしれない。
私はみなみ鈴香とかキューティー鈴木とか
「受けのうまいベビーフェースレスラー」が好きでした。
とくにみなみは受けがうまくて、でもきっちり
ケブラドーラ・コンヒーロは決めてくれるっていう、
安心感のあるレスラーでした。引退が潔かったのもよかった。
ベビーは受けがうまくないと。
ヒールは攻めのプロレスだけど、それはベビーが受けてくれるから
成り立つわけですから、
長与千種みたいなのは好きじゃないです。
あのラインは受けないベビーフェースですよね。
昔、長与千種が豊田真奈美のドロップキックかなんかを
受け損なって怪我したって文句言ってたけど
それは違うでしょう、と。

ベビーとヒールの話が出たんで
宝塚に当てはめてみると、当然ですがみなさんベビーですよね。
っていうか基本的に見える部分でのヒールキャラはいないですよね。
ただ、「(芝居を)受けないベビー」と「(芝居を)受けるベビー」は
結構わかれてるように見えますね。
私が好きなのはやっぱり「受けるベビー」。
樹里さんはもちろんこっち。みなみ鈴香タイプ。
相手を受けて、でも自分の仕事はちゃんとやる。
でも、樹里さんはキャラはベビーだけど
宝塚歌劇団という組織的にはスーパーヒールなんで
その辺も私のツボを突いているのかと。
樹里さんの宝塚歌劇団内におけるポジションって
(ここは猛毒部分なので自粛)、
だから、スーパーヒールだと思うんですわ。

話はそれましたが、天山選手が優勝したG1クライマックスを
見ているその脇で義母が息子を離しませんでした。
可愛がってもらえるのは良いことだ、息子よ。

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