今日も今日とて暑いです。
けど、だんだん慣れてきました。
そして、この暑さを私は昔体験してたことを思い出しました。
「思春期の体験」。

っても、バイトの話なんですけどね。
私、高1から6年間、ホルモン焼き屋でバイトしてました。
卓上七輪で焼くスタイルの店なんですが、
店を片付けるときに「網焼き」という作業がありました。
使った七輪の網を、厨房のコンロで焼くのです。
で、そこの店の厨房は空調は扇風機のみだったので
夏は40℃は軽くオーバーしてましたね。
丁度今年の夏みたいなもんです。

そして、このホルモン焼き屋は、とっぽい人たちの
集合体でした。
高1の時は、「お姉ちゃん、締めて」と顔の前で指でばってん
つくるお客さんに言われ「?」という顔をしていた私も、
最後の方は、無銭飲食で逃げようとするおっちゃんを
追いかけるまでに強くなりました。
で、そこは圧倒的にとっぽい兄さんたちばかりが働いていて
女の子はごくごく少数しかいなく、必然的に
みんな女の子たちもとっぽくなっていきました。
とっぽい兄さんたちは、働いてる私らを
女の子扱いはしてくれなく、平等に鍛えてくれました。
とっぽい兄さんたちは、どんどんとっぽくなっていく
私らを見て「なよなよした男よりお前らの方が使える」と
誉めてくれたものでした。
それは誉め言葉なのか、今となっては非常に微妙ですが。
おかげで、私は「女の子扱い」されることに
違和感を覚える人に育ってしまいました。

大学を卒業してすぐに入社した会社は
「男子=総合職、女子=一般職」な会社だったのですが
私は配属された先が、たまたま
「男も女も関係なくやれることはみなやってもらう」
方針の上司がいたため、普通に同期の男の子と
同じ仕事してました。
転職した先も、男女の区別なく日付変わるまで
残業したりする会社でしたが
思春期の体験のおかげでけっこうすんなりそれは受け入れました。

男女雇用機会均等法のこの時代でも
どうしても男女の格差を感じるとこはあり。
でもこの思春期の経験のおかげで、必要以上に
そういうものに対しては憤りを感じるのです。

思春期時代は人格を決定付ける
体験をいっぱいしてしまったので
いまさら後戻りはできませんが、
これからどうしよう・・・・

っていうか、ぶっちゃけ、専業主婦に飽きてきたって言うか・・・

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