雑感
2004年7月18日 演劇・タカラヅカなど昨日は宝塚宙組「ファントム」東京公演初日でしたね。
おめでとうございます。
私は東京公演は見にいけませんが。
宝塚のCSで「ファントム」の出演者座談会みたいのを
やってました。
その中で、異形のファントムが生まれてきたときに
母親は醜いとは思っていないのに父親は醜いと思って叫び声をあげる、
というところで、父親・キャリエール役の樹里さんが
「父親ってそういうものかもしれないですよね。
客観視するって言うか、一歩引いてみてるっていうか」
みたいなことを言っていて
(言葉は正確でないです、ニュアンスとしてこんなことを言っていた)
「わかってるじゃーーーん」と思いました。
息子は食物アレルギーのほかに持病が一つ、
その他持病(というか障害?)を持っている
可能性を抱えていて、住んでいる地区担当の保健師の薦めで、
この間地元行政の相談に行ってきました。
そこで何言われてもいいように、色々ネットなどで
その可能性があるほうの方に付いて調べたんですね。
同じ状態のお子さんのお母さんの開くHPとか
色々見て回ったりして。
そこで感じたこと。
「父親はいざって時には頼りにならない」
「父親は子供の病気・障害を受け入れることが難しい」
ということが、ほぼ共通して上げられていました。
まぁ、お母さんの愚痴込みだとは思いますが。
病気・障害を抱える母子への狼藉話がたんとありました。
離婚を余儀なくされたケース、親類から絶縁されたケース、
父親が浮気に走ったケース、などなど。
もちろん、立派なお父さんたちもいるんですがね。
母親は、いざ診断名つくと肝がすわるというか
「私がやるしかないんだーー」って思えるけど
父親は、たいていの場合、そのことが最初は受け入れられない。
男の人ってたいていの場合打たれ弱いみたいですね。
そこで、病気・障害を持つ子を受け入れるように努力するか
拒絶するかは、その父親の資質のようなものなので
それこそケースバイケースのようでした。
うちの場合もなー、よく考えてみると
父親意外と打たれ弱いかも、とか(笑)
まず、一つ目の持病は生後1週間で宣告されました。
私は母乳に影響しない精神安定剤を飲まされていたせいか
意外と「はぁそうですか」と言う感じでした。
隣の父親はおろおろしてました。
その持病については、見た目ではわからないし
日常生活はいまのところごく普通に送れるので
あんまり気にしていないのが、実際のところです。
一応、投薬治療を続けてはいるのですが、
将来息子が激しいスポーツをしたい、とか
そういうことを言わなければ、一生問題はないだろう、と
言われていることもあります。
ただ、その持病を最初聞いたときの
他人様の反応は「まぁおかわいそうに、そんなところが病気で」
というようなもので、父親もそういう反応でしたねー。
場所が場所なんでね。うん。
生死にある意味直結する場所の病気なんで。
「こいつ1歳まで生きられるのか」とかマジで思ってたようです。
食物アレルギーについては、見た目がぼろぼろになるんで
父親より母親の方がダメージ大きかったですね。
父親って休みの時しか一緒にいないから。
いつも連れて歩くのは私なんで、
「虐待?」「かわいそう・・・」とかいう
他人様の反応を無視するのがつらかったし、
あと、「この水はいいのよ」「このクリームがいいのよ」と
わけわからん民間療法を薦めてくる偽善者のみなさんを
あしらうのも、結構鬱でした。
あとは、寝るとき包帯で腕を固定したりするのも
かわいそうで見ていられなかった。
しかし、食物アレルギーについてはやっぱり成長と共に
だいぶ落ち着いてきているので、
今はあまり気にしてはいません。
外食のときにメニューに気をつける程度ですかね。
そして、可能性のある持病と言うか障害は
これは結構父親はがっくり来ています。
まぁ、上2つに比べたら深刻度の度合いが違うっていうか。
確実にその持病と言うか障害である場合の
典型的な症状は息子にはあらわれていないのが
父親の救いのようです。
食物アレルギーのように、成長と共に可能性が消えてくれればいいと
おもっているようですね。
実際、その(成長と共に可能性が消える)可能性が
高いようなことは、行政の相談で示唆されましたし。
私は、色々ありすぎて「またかよ」と思っているのが
実際のところです(笑)
もう何も考えたくないって言うか(投げやり)。
ただ、息子の人生考えると、どうなのかな、とか
思ったりして鬱なときはあります。
親ってどうしても子供より先に死ぬじゃないですか。
だから、私ら両親が死んだら息子はどうなるのかしら、と。
普通は息子に看取ってもらってってとこなんでしょうけど、
もし、その持病と言うか障害だった場合は
残された子供のことを考えて死んでいかなきゃならないのか、とか。
あー、自分で何かいてるかよくわからない。
あ、ファントムの話だったか。
その理論からいくと、ファントム誕生時に
母親は醜いと思っていなくて
父親は醜いと嘆いた、その展開は非常に正しいわけですよね。
この点をかなり非難する観劇感想
結構読んだんですが、でも、父親ってそういうものなんだもの。
一般的に。
むしろ、母親死亡後、引き取ってそだてたキャリエールさんは
非常によい父親じゃないですか、
現代日本の病気・障害を抱えた子供の父親の多くよりは。
そう、ファントム頑張ってください。
(わけわからん締めだな)
おめでとうございます。
私は東京公演は見にいけませんが。
宝塚のCSで「ファントム」の出演者座談会みたいのを
やってました。
その中で、異形のファントムが生まれてきたときに
母親は醜いとは思っていないのに父親は醜いと思って叫び声をあげる、
というところで、父親・キャリエール役の樹里さんが
「父親ってそういうものかもしれないですよね。
客観視するって言うか、一歩引いてみてるっていうか」
みたいなことを言っていて
(言葉は正確でないです、ニュアンスとしてこんなことを言っていた)
「わかってるじゃーーーん」と思いました。
息子は食物アレルギーのほかに持病が一つ、
その他持病(というか障害?)を持っている
可能性を抱えていて、住んでいる地区担当の保健師の薦めで、
この間地元行政の相談に行ってきました。
そこで何言われてもいいように、色々ネットなどで
その可能性があるほうの方に付いて調べたんですね。
同じ状態のお子さんのお母さんの開くHPとか
色々見て回ったりして。
そこで感じたこと。
「父親はいざって時には頼りにならない」
「父親は子供の病気・障害を受け入れることが難しい」
ということが、ほぼ共通して上げられていました。
まぁ、お母さんの愚痴込みだとは思いますが。
病気・障害を抱える母子への狼藉話がたんとありました。
離婚を余儀なくされたケース、親類から絶縁されたケース、
父親が浮気に走ったケース、などなど。
もちろん、立派なお父さんたちもいるんですがね。
母親は、いざ診断名つくと肝がすわるというか
「私がやるしかないんだーー」って思えるけど
父親は、たいていの場合、そのことが最初は受け入れられない。
男の人ってたいていの場合打たれ弱いみたいですね。
そこで、病気・障害を持つ子を受け入れるように努力するか
拒絶するかは、その父親の資質のようなものなので
それこそケースバイケースのようでした。
うちの場合もなー、よく考えてみると
父親意外と打たれ弱いかも、とか(笑)
まず、一つ目の持病は生後1週間で宣告されました。
私は母乳に影響しない精神安定剤を飲まされていたせいか
意外と「はぁそうですか」と言う感じでした。
隣の父親はおろおろしてました。
その持病については、見た目ではわからないし
日常生活はいまのところごく普通に送れるので
あんまり気にしていないのが、実際のところです。
一応、投薬治療を続けてはいるのですが、
将来息子が激しいスポーツをしたい、とか
そういうことを言わなければ、一生問題はないだろう、と
言われていることもあります。
ただ、その持病を最初聞いたときの
他人様の反応は「まぁおかわいそうに、そんなところが病気で」
というようなもので、父親もそういう反応でしたねー。
場所が場所なんでね。うん。
生死にある意味直結する場所の病気なんで。
「こいつ1歳まで生きられるのか」とかマジで思ってたようです。
食物アレルギーについては、見た目がぼろぼろになるんで
父親より母親の方がダメージ大きかったですね。
父親って休みの時しか一緒にいないから。
いつも連れて歩くのは私なんで、
「虐待?」「かわいそう・・・」とかいう
他人様の反応を無視するのがつらかったし、
あと、「この水はいいのよ」「このクリームがいいのよ」と
わけわからん民間療法を薦めてくる偽善者のみなさんを
あしらうのも、結構鬱でした。
あとは、寝るとき包帯で腕を固定したりするのも
かわいそうで見ていられなかった。
しかし、食物アレルギーについてはやっぱり成長と共に
だいぶ落ち着いてきているので、
今はあまり気にしてはいません。
外食のときにメニューに気をつける程度ですかね。
そして、可能性のある持病と言うか障害は
これは結構父親はがっくり来ています。
まぁ、上2つに比べたら深刻度の度合いが違うっていうか。
確実にその持病と言うか障害である場合の
典型的な症状は息子にはあらわれていないのが
父親の救いのようです。
食物アレルギーのように、成長と共に可能性が消えてくれればいいと
おもっているようですね。
実際、その(成長と共に可能性が消える)可能性が
高いようなことは、行政の相談で示唆されましたし。
私は、色々ありすぎて「またかよ」と思っているのが
実際のところです(笑)
もう何も考えたくないって言うか(投げやり)。
ただ、息子の人生考えると、どうなのかな、とか
思ったりして鬱なときはあります。
親ってどうしても子供より先に死ぬじゃないですか。
だから、私ら両親が死んだら息子はどうなるのかしら、と。
普通は息子に看取ってもらってってとこなんでしょうけど、
もし、その持病と言うか障害だった場合は
残された子供のことを考えて死んでいかなきゃならないのか、とか。
あー、自分で何かいてるかよくわからない。
あ、ファントムの話だったか。
その理論からいくと、ファントム誕生時に
母親は醜いと思っていなくて
父親は醜いと嘆いた、その展開は非常に正しいわけですよね。
この点をかなり非難する観劇感想
結構読んだんですが、でも、父親ってそういうものなんだもの。
一般的に。
むしろ、母親死亡後、引き取ってそだてたキャリエールさんは
非常によい父親じゃないですか、
現代日本の病気・障害を抱えた子供の父親の多くよりは。
そう、ファントム頑張ってください。
(わけわからん締めだな)
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