今週は夫が出張でいない。
1歳児の相手は大変。昼も夜もスクランブル。
なのに今日はなんだか眠れなくて、PCの前にいたりする。

ここごく限られた人しか見ないから、
久しぶりにちょっと腐ってみよう。

あんまりいないと思うけど、迷い込んじゃった人、ごめんなさい。
ブラウザのバックボタンでお帰りくださいませ。

つーわけで真夜中の腐れ話
ジェラルド×エリックっていうかジェラルド→エリック。

人道にもとるカプなのは百も承知。

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オペラ座の夜。ジェラルドは地下に降り、息子・エリックの寝顔をそっと見詰める。
エリックがこの地下に来てから、それがジェラルドの日課になった。
わがままなエリックが寝息を立てている。
彼の世話をする従者も今は別の所にいる。

エリックの顔は、私の人生の全ての縮図。
エリックの目元は私に似ていて、口元はベラドーヴァに似ている。
私と彼女が、愛し合った結晶、それがエリック。
私が生涯ただ一人愛した女性、ベラドーヴァ。
しかしそれは許されざる愛だった。
エリックの仮面に隠された下の顔、そのおぞましい顔は
私の犯した罪の象徴。
私は生涯ただ一人愛した女性の人生を狂わせ、
そして、愛の証である息子に業を背負わせてしまったのだ。

ジェラルドはそっとエリックの顔をなでる。
自分に似ている目元に触れ、ベラドーヴァに似ている口元をそっと指でなぞり。
青白い頬に触れ、そして仮面にも。
そして、エリックに背負わせてしまった自らの罪を懺悔するのだ。

もし、私がもっと強い意志をもっていたなら、
罪の意識で泣きぬれるベラドーヴァを支えてやれる強い意志をもっていたなら、
エリックとベラドーヴァと共に、安らかな団欒の場を持つことも出来たはずだ。
エリックは母譲りのその美しい歌声で喝采を浴びることも出来たはずだ。
同じ年頃の娘と恋をし、友人と語り合い、そんなことも出来たはずだ。
あの時、私の中で制御が利いていたなら。
全て、私が・・・私が・・・・・。

ジェラルドの指がエリックの口唇をすぅっと撫でる。

この口唇は誰に口付けることもなく、エリックは生きていかねばならないのか。

ジェラルドはエリックの口唇に自分の口唇を重ねる。

エリック、私の人生の全て。
異形のお前を愛してくれる女性がいなくても
この私がお前を愛している。心から。
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真夜中すぎでうまくかけない・・・・・・・・。

あと、追記ってことで、「SHOCK」と「ファントム」を
随分乱暴に比較して書いてきましたけど、
よく考えたら、おまけショーがつくのも似てます。
SHOCKは本編が終わった後、一人Kinkikidsメドレーがついてます。
ファントムは本編が終わった後オペラ名曲メドレーがついてます。
だからかもしれません、この二つを比較してしまったのは。

あと、某ジェンヌさんファンサイトで読んだんですよ、
キャリエール氏の詳細設定。
私が前回書いたのは大嘘でした。
キャリ氏は、田舎で悪い女性に騙されて
結婚させられて、都会に逃げてきたんだそうです。
それで、オペラ座に就職して、誠実な仕事振りでその当時の支配人に
見込まれて、支配人教育ってことで音楽のこととか勉強しているときに
ベラちゃんに出会って、恋に落ちた、と。
つまりキャリ氏は純情純朴な田舎者青年だったらしい。

その設定ってどうなんですかね(微笑)

そろそろファントムの余韻からさめなくては。

さぁ、寝るか。

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